「家を買って後悔…」持ち家を手放す方法

2019.08.30 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

「持ち家を手放したい!」持ち家は維持にお金がかかる!

持ち家を手放したい理由のひとつに挙げられるのが、意外にかかる維持費です。

どういった費用が持ち家にかかるのか、一度整理してみましょう。

住宅ローン支払い

借りている家にお金を払うくらいなら、持ち家にお金をかけた方が良さそうだと思われがちですが、住宅ローンには問題があります。

賃貸なら家庭の状況に合わせて引っ越すこともできますが、住宅ローンは契約で決まった額を長期間払い続けなければならないためです。

一般的に住宅ローンの支払いは20年や30年の長期ですが、この期間中ずっと収入が安定しているとは限りません。退職や会社の倒産、不慮のできごとにより収入が絶たれたり、下がってしまったりすることで、住宅ローンの支払いが困難になることは誰にでも起こりえます。

メンテナンスや固定資産税

持ち家の維持には住宅ローンだけでなく、そのほかの費用も必要になってきます。

まず、毎年発生する固定資産税です。

住宅用地や新築住宅には軽減措置がありますが、それでも支払いが発生することに変わりありません。住宅のある場所によっては、固定資産税だけでなく都市計画税も納めなければならないことがあります。

また、こうした費用に加え設備のメンテナンスにもお金がかかります。

キッチンや浴室など、長年使っていると劣化が進むためです。劣化具合によっては、外壁や屋根など大規模なリフォームが必要になることもあります。

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持ち家の価値を改めて考える

持ち家を維持するには、住宅ローンのほか、固定資産税やメンテナンスのための費用などの維持費がかかることを紹介しました。

想像していた以上に持ち家にはお金がかかると感じた方もいるかもしれません。

それでは持ち家があることとはどういったことなのでしょう。

持ち家のメリットとデメリットを整理して、価値を改めて考えてみましょう。

持ち家のメリット

まずは、持ち家のメリットをいくつか紹介します。

・間取りや内装を自由に扱える

持ち家のメリットといえば、やはり自由度が高いところです。賃貸はあくまで借りている状態のため、自分の家とは完全にいえず、さまざまな制限がかかります。特に自由がききにくいのが、間取りや内装を自由にできないことでしょう。

賃貸は現状維持が基本のため、壁紙を変えたり、間取りを変えたり、あるいは壁に固定して棚を設置したりなどといった大掛かりな工事やリフォームが基本的にはできません。

その点、持ち家は自分の所有物なので自由に家の内装や外装を扱うことができます。

・バリアフリーにできる

間取りや内装の変更と合わせて、持ち家なら老後を見越してバリアフリー仕様にリフォームすることも可能です。賃貸の場合、状況による合わせてバリアフリーの物件を探す必要がありますが、持ち家なら自宅をそのまま活用してバリアフリーにできます。

このほかにも、持ち家は資産になることから、社会的信用を得るのにも役立ちますし、自分の家があるという満足感を得られるメリットがあります。

持ち家のデメリット

続いて持ち家に住むことのデメリットをいくつか見ていきましょう。

・売りたいときに売れない

住宅ローンを利用する場合、利用者の返済が一定期間ないときに金融機関が不動産を差し押さえる抵当権が付きます。

厳密にいえばこの抵当権が付いた状態でも売りに出すことはできますが、買い手はなかなかつきません。

そのため、基本的にはローンを払いきらないと持ち家を売ることができなくなります。

引っ越したいと思ったタイミングでも都合よく売却できないのが持ち家のデメリットのひとつです。

・自宅の修理などを自分たちで行わなくてはならない

賃貸なら経年劣化による修理は貸主側が負担し手配してくれることが多いですが、持ち家は自分の所有物なので修理の段取りから手配、負担まですべて自分で行わなくてはなりません。

いつどこか故障するか、劣化で使えなくなるか分からないため、思わぬ出費になることもあります。

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住宅ローンがあっても持ち家を手放すことはできるのか?

ここまで持ち家のメリット、デメリットを見てきました。

デメリットのうち、ネックとなるのが売りたくてもなかなか売りに出せないことです。

これは、住宅ローンの抵当権が関係しているというのは前述の通りですが、住宅ローンの残りがある状況でも持ち家を手放す方法はないのでしょうか。

選択肢として挙げられる、任意売却、リースバックについて解説します。

任意売却やリースバック

・任意売却

任意売却は、ローンの滞納が続いた場合など、ローンを払い続けていくことが困難な場合に利用できる手続きです。金融機関の同意があってはじめて、抵当権を抜いた任意売却ができます。

通常、ローンが払えなくなった場合は、抵当権の発動で不動産は競売にかけられますが、任意売却であれば、競売よりも基本的に高値で売却することが可能です。なお、任意売却で相殺できなかったローン返済分は返済の義務があります。

・リースバック

引っ越しできない事情があるばあい、リースバックする方法もあります。

リースバックは、売却後、賃貸契約によって引き続き持ち家に住むことができるもの。単純な売却と異なり、持ち家から引っ越しする必要がなくなります。特に、老後資金の確保が難しい、退職金の無い自営業者などにおすすめの方法です。

ただし、通常の売却同様、売却金額が住宅ローン残債を超える金額でないと売却ができないことがあります。

ハウスドゥのハウス・リースバック

持ち家を手放すためにリースバックを利用するなら、ハウスドゥの「ハウス・リースバック」を一度検討ください。

すぐに自宅を売却して現金化できるため、老後のローン支払いから解放されるだけでなく、そのほかの維持費の心配もなくなります。

ハウスドゥでは、リースバックに関するコラムを執筆しています。

ぜひ老後の参考にしてくださいね

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まとめ

自宅購入時と状況が変わって、持ち家を手放さなくてはならない状況に陥ることは誰にでも可能性としてあることです。

そんなローンの支払いがきつくなったときに選択肢として考えられるのが、任意売却やリースバック。

任意売却で新たに住む場所を探すことも可能ですが、自宅に住み続けたい場合はリースバックをうまく活用してみましょう。

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ハウス・リースバック編集部

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