年金だけで生活できない場合どうやって老後を過ごす?

2019.07.3 更新
ハウス・リースバック

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「老後は年金があるから大丈夫」「支出も減って生活も落ち着くはず」と気楽に考えてはいませんか?

実は、年金だけで生活できない人も増えてきているといいます。

なぜ年金だけでは生活が厳しいのでしょうか。将来の年金のことを考えるなら、早め早めの対策が重要。

年金生活の実態について、老後にかかる費用とのバランスも合わせてお話ししていきます。

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年金だけでは生活できない!年金生活の実態


年金だけでは生活できない人も少なくないといいますが、なぜ年金だけでの生活が難しいといえるのでしょうか。

年金はいくらもらえるのかという年金のことから、年金だけでは生活できない人の実態まで整理してみましょう。

年金はいくらもらえるの?

年金だけで生活できないというのは、もらえる年金の額によるものなのでしょうか。

年金は実際にいくらもらえるのか、

平成30年度(https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12502000-Nenkinkyoku-Nenkinka/0000192296.pdf)の年金支給額を例に見ていきましょう。

・国民年金

まず国民年金ですが、20歳から60歳まで40年間加入して満額を受給した場合、平成30年の受給月額は、64,941円。

国民年金のみの受給者は、個人事業主やフリーランス、フリーターなどになりますが、かなり厳しい額であることが分かります。

・厚生年金

厚生年金に加入する会社員や公務員の場合は、国民年金のみの加入者よりも受給額は高くなります。

夫が平均標準報酬月額42.8万円で40年就業、妻が専業主婦だった家庭の厚生年金の支給額は、夫婦の老齢基礎年金を含んで月額221,277円です。

生活保護は?

年金だけで生活できないなら生活保護はどうかという意見もありますが、

生活保護の申請をしても生活保護費として別途受給できるわけではありません。

もらえるのは、生活保護費の最大から年金支給額を差し引いた分です。

さらに、生活保護を受けるとなると、不動産や金融資産などの資産を処分しなければなりません。

(※例外もあります)生活の利便性を考えると、生活保護も決して良いとはいい切れないでしょう。

年金だけで生活できない人は一体どうやって生活しているのか?

それでは、年金だけで生活できない人はどうしているのでしょう。

不動産や株などすでに働かずに得られる不労所得がある人、十分な貯金がある人はそこまで問題ではないかもしれません。

しかし、そうした貯蓄さえもない場合は、生活保護を受給するか子どもに養ってもらうか…といったように、選択肢は狭まってきます。

ただ、このご時世、子どもも十分な収入が得られず親を養えない人も少なくありません。

そうした場合、やむを得ず老後も働き続けることを選ぶ年金受給者の人は多くいます。


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老後にかかる費用!本当に年金だけで生活できるのか?


年金だけで生活できない問題について、そもそも年金による収入が少ないという点をあげましたが、

老後にかかる費用も生活できない状況を生み出しています。

老後にかかる費用はどのくらいなのでしょう。

生活費はどのくらい?

総務省統計局「平成29年 家計調査年報」

(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20170&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=0000003300069)によれば、

世帯主60歳以上、無職世帯の1ヶ月の生活費は下記のとおりとなっています。

食費      68,154円

住居費     13,885円

水道光熱費   21,115円

保険医療費   14,513円

交通・通信費  28,630円

教養・娯楽費  24,268円

交際費     23,273円

その他(家具・被服費等)43,844円

 

消費支出の合計は、平均で237,682円でした。

先に紹介した国民年金や厚生年金のモデルと比較すると、国民年金はもちろん、厚生年金も収入が不足していることが分かります。

『ゆとりある老後の生活費』は平均34.8万円

公益財団法人 生活保険文化センター(http://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/oldage/7.html)の調べによると、夫婦2人の老後生活で、日常生活に最低限必要な額は平均で22万円でした。

 

そして、同調査によるとゆとりある老後の生活は平均34.8万円、

日常の必要最低限な額よりも12.8万円多くなっています。

それではゆとりある生活とは何か?

同調査では、老後に旅行やレジャー、趣味や教養にお金を使いたいという意見が多くみられました。

老後はゆったりとした生活設計で暮らしたいと考えている人も少ないかと思いますが

このようにゆとりある生活を考えると、ある程度の貯蓄や収入がないと叶わないことが分かります。

 


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これからの時代、年金だけの生活するのは不可能

ここまで、老後の年金収入はどれくらいが見込まれるのか、老後の生活費はどのくらいかかるのかということでお話ししてきました。

年金収入に関してはあくまでモデルケースであって実際の支給とは異なりますし、

家庭の状況によっては平均的な必要最低限の生活費がかさみ生活を維持できない可能性もあります。

将来年金だけで生活は不可能

現役時代に十分稼いだので厚生年金分でまかなえるケースでは、「年金だけで生活できない」と困ることもないかもしれません。

しかし、そうした人はかなり限られています。

これからの時代、年金だけで生活するのは不可能だと考えておいた方が良いでしょう。

収入と支出のバランスが、すでに崩れてしまっているためです。

さらに、65歳を過ぎたあたりなら、だいたいは住宅ローンや教育費を払い終えている年代になりますが、別のことで支出がかさむようになります。

例えば医療費や介護費(介護施設の利用など)です。

住宅のリフォームでお金が必要になることもあります。

保険で資産作り

年金だけでの生活が叶わないと分かった今、老後に向けてできることは、資産をつくることです。

例えば、資産を作る方法として保険を活用する方法があります。

・低解約返戻金型終身保険

保険料払込期間中の解約返礼率は低いものの、払込後は返戻率が上がる保険。

払込終了後に解約して生活費に充てられる他、生命保険も兼ねています。

・個人年金保険

確定型の個人年金保険は、個人の積み立てに応じで将来年金として受け取る額が決まる保険。

受け取れる期間が決まっているタイプ、一生涯受け取れるタイプがあり、安定して貯めていけます。

・外貨建て保険

外貨で積み立てていくタイプの保険のこと。

為替リスクはありますが、利率が高く、将来受け取れる額を伸ばせる可能性があります。

・変額保険

保険会社の運用によって、受け取る額が変わる保険のこと。

個人年金保険タイプなどがあります。運用状況によっては、将来受け取る額を増やしていくことが可能です。

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まとめ

ここまで日本の年金支給の現状、老後の生活費について説明してきました。

保険で積み立てて将来の老後資金を形成していく方法もありますが、積立期間が短いと十分な蓄えにはなりません。

結局、はじめの年金だけで生活できないという状況に戻ってしまいます。

老後の資産作りについて、年金だけで生活できない、切り崩す貯金がないとお悩みの方は、

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ハウスドゥ・リースバック編集部

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