不動産相続で起こり得るトラブルと解決法

2019.02.7 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

遺産相続問題は、多額の金銭が関わることから、大きなトラブルへ発展することがあります。遺産を独占しようとする人がいたり、相続の放棄を要求されたり、相続権がない筈の人が相続を求めてきたりと、相続に関わるトラブルは枚挙に暇がないと言えるでしょう。

赤の他人とのトラブルならまだしも、兄弟・家族間でトラブルが起こるとなると、その後の関係にも後を引いてしまうもの。遺産のなかでも、不動産は、相続する際の分割が難しく揉めやすい財産です。ここでは、不動産相続におけるトラブルを回避するための方法をご紹介していきます。

不動産相続でなぜトラブルが起こるのか?

不動産相続に関わるトラブルを避けるためには、まず、なぜ不動産相続でトラブルが起こるのかを理解する必要があります。ここでは、不動産相続でトラブルが起こりやすい理由と、それによるデメリットを見ていきましょう。

不動産相続でトラブルが起こる理由

不動産に限らず相続手続きは、トラブルが起こりやすいものです。普段から仲の良い家族や親戚であっても、いざ相続となったときに大きなトラブルに発展してしまうのです。

相続対象が金銭であれば、配分について話し合わなくてはなりませんが、分割すること自体そう難しくないためまだ良いほうです。しかし、不動産の場合は、お金のように単純に分割することが難しいのでトラブルになりやすいのです。

平成27年の最高裁判所の調査によれば、遺産分割調停事件のうち、実に75%以上が相続財産5000万円以下の家庭で起こっていることが分かっています。こうした問題は、決して一部の富裕層ではなく身近に起こり得るのです。出典:平成27年司法統計年報

トラブルが起こることのデメリット

相続にトラブルが起こると、当然さまざまなデメリットが発生します。代表的なデメリットは遺産相続の手続きが長引くことです。遺産分割協議で合意を得られないと、遺産分割調停をしなければなりません。

それでもダメなら遺産分割審判と言った具合に、手続きがどんどん長引いてしまいます。書類手続きなどの面倒と、遺産相続による人間関係トラブルが重なることで、相続人が肉体的・精神的に疲弊することも大きな問題だと言えるでしょう。


目次へ

不動産相続でトラブルにならないために出来ること

不動産相続でのトラブルが一度起こると、解決のため、更に大きなストレスを抱え込むこととなってしまいます。不動産相続でトラブルにならないために、どのようなことに気をつけていれば良いのか?ここで確認しましょう。

準備しておくこと

・資産目録を作る

本人の死後に財産の全容を把握するのは困難ですが、事前にしっかり整理して資産目録を作っておけば、相続をスムーズに行うことが出来るでしょう。土地や銀行預金、住宅ローンや生命保険など、プラスもマイナスもまとめておきましょう。

・相続税の確認

2015年からの相続税の増額を受けて、相続税対策をしようとする方が増えてきています。調べてみたら相続税がかからないというケースも多々あるので、事前に調べておきましょう。

・法定相続人の整理

後から相続人の数が増えると、また相続について考え直さなくてはならないため、法定相続人の数をきちんと把握・確定させてから相続手続きに入りましょう。

コミュニケーションをしっかりと

いざ相続する段階になって、遺産について「知らなかった」「聞いていなかった」と言うことがあるとトラブルに繋がります。基本的なことですが、生前から相続人と財産の有無や相続について話し合っておくことは、何よりも大切であると言えるでしょう。

相続人が亡くなった後に、介護などで貢献したのに相続分が小さいと言ったようなトラブルもあることなので、そう言ったことがないようにすることが大切です。また、話し合いは高齢になってくると難しくなる場合もあるため、相続人がしっかりと話し合える早い段階から話し合っておきましょう。


目次へ

不動産相続のトラブルを避けやすい!リースバック

不動産相続に関わるトラブルを防ぐ方法は様々ありますが、場合によっては、どれも難しいこともあるでしょう。そんなときは、不動産業者によって行われ、自宅を一旦売却して賃貸契約として住み続けるリースバックシステムの利用を検討しましょう。

最後に、利用する際の業者選びのポイントと、おすすめの業者ハウスドゥ独自のサービス「ハウス・リースバック」をご紹介します。

リースバックを検討する際の確認ポイント

・信頼出来る不動産業者かどうか

特に業者の資力は重要で、資力の低い業者だと売却した大切な自宅の転売や、業者自体が倒産すると言った危険性があります。

・営業担当者との相性

人によって大きく異なるので一概には言えませんが、システムに関する十分な理解度や知識を持っているかどうかを確認しておきましょう。信頼出来る業者としては、ハウスドゥが挙げられます。

ハウス・リースバックについて

ハウス・リースバックとは、自宅を一旦売却してまとまったお金を手に入れ、なおかつリース契約をして自宅にそのまま住み続けることが出来ると言うサービスです。

不動産は、金銭と比べて相続の際に分割が難しい点がありますが、簡単な手続きで済むこのシステムを利用すれば、分割が難しい不動産を分割・分配しやすいお金へ、標準で40日、最短なら何と20日と言う短期間で変えることが出来るのです。売却や競売と異なり取引情報が公開されることはありません。必要であれば再度購入することも可能となっています。

目次へ

まとめ

何かとトラブルが多い相続に関する問題のなかで、不動産は性質上、お金と違って相続する際に分割が難しい財産のため、不動産相続手続きは難航しやすい傾向があります。一度トラブルが起こると、手続きがどんどん長引いてしまい、その間相続人や関係者は大きな肉体・精神的ストレスを強いられます。

こうしたトラブルを避けるためには、相続人の生前に資産目録の作成、相続税の確認、法定相続人の人数の確認などを済ませ、その他様々なことについてもしっかりと話し合っておくことが大切です。

トラブルなく不動産相続を行いたい方へ、自宅を売却してまとまったお金に変えて、自宅にはリース契約で住み続けることが出来るハウスドゥの独自サービス、ハウス・リースバックがおすすめでしょう。

お客様事例・体験談 LINEお友達募集中
 ハウスドゥ
この記事を書いた人

ハウス・リースバック編集部

この記事を見た人はこんな記事も見ています

ハウス・リースバック

ランキング

Facebook

※ 取扱には審査があり、諸条件によりお取扱いできない場合もあります。ご利用にあたっては所定の事務手数料と別途登記等の費用が掛かります。詳細はお問合せください。
※ 締結した契約書の記載事項に反した場合を除き住み続けられる。
※ 再度購入には別途条件有。また、登記費用等の諸経費要。
※ 早期の決済には別途手数料が必要。なお、状況によりご要望に沿えない場合もあり。
※ 残債金額により取扱いできない場合も有。
※ 一部、現金一括で支払できない場合も有。
※ 未成年者との契約には法定代理人の同意が必要となります。