老後に貯金がないのは危険!?貯金なしの人がすべき対応策とは

2019.03.12 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

老後のことを考えると、色々悩みを抱えて来る人が出てくるのではないでしょうか。中には貯金がなく、老後の生活をどうやって過ごしていこうかと考えている人もいるでしょう。しかし老後に貯金がなかった場合、大きなリスクを抱えてしまうことをご存知でしょうか?

そこで今回は、老後に貯金がなかった場合の危険性について説明していくとともに、老後に備えてしておくべきことをご紹介していきます。今、老後のことで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次へ

老後貯金なしで迎えるのは危険!?

老後を貯金なしで過ごそうと考えている人は、年金があるから大丈夫と考えている人が多いです。

しかし老後に年金だけで過ごそうと考えている人は、困難な生活を過ごす可能性が高くなってしまいます。

ここでは老後の貯金がなかった場合、どんな危険性があるかについて説明していきます。

老後貯金なしで迎える人の割合

平成26年の「家計の金融行動に関する世論調査」によると、60歳以上の場合、一人暮らしの約33%は貯蓄がないという結果になっています。さらに2人以上の世帯では、全体の半分に迫る約45%が貯蓄を持っていないという結果が出ています。

ただ一方で、平成25年の国民生活基礎調査によると、全体の4分の1近くの高齢者世帯が1,500万円以上の貯蓄を持っているという数値があるのも現実です。なぜこれだけの差があるかと言うと、貯蓄がない人のほとんどは子供の教育費に使ってしまったのではないかという見解がでています。

老後貯金なしで迎えるリスク

もし老後に貯金なしで迎えた場合には、いくつかのリスクを抱えることになってしまいます。そもそも年金だけを頼りに、老後前の暮らしを過ごしていくことは困難を極めます。年金はあくまで生活できるレベルの資金しかもらえないので、必然的に生活水準が下がっていきます。

もし定年後に働くとしても、現役で働いていた頃の給料と同じ金額をもらえる可能性は極めて低いと言えます。そうなると老後破産のリスクが一気に高まってしまい、本当に限られた資金で生活を余儀なくされる恐れがあるのです。


目次へ

老後破産の原因

ではなぜ老後破産が起こってしまうのでしょうか?生活の仕方を変えれば、問題なく過ごせると考える人もいるでしょうが、そう上手くはいきません。

ここでは仕事を離れた老後に、老後破産をしてしまう原因について説明していきます。

生活水準を変えられない

そもそも老後は収入が減少してしまいがちです。老後も現役時代と同じ金額のお金を手に入れることはほとんどないでしょう。それにも関わらず、現役世代の時と同じような出費を続けてしまうと、生活は悪くなる一方です。

そうなると貯蓄を切り崩す毎日になって生活水準を下げなければいけないのですが、今までに染みついた生活水準を無くしてしまうのは大変困難を極めます。もし生活レベルを下げることができず、生活必需品を今まで通りに買ってしまうと今まで貯めたお金もがすぐに無くなってしまうでしょう。

高額になる医療費

高齢になると医療費は安くなっていきますが、もし大きな病気にかかってしまうと、公的保険だけでは対応ができない場合があります。もし収入が無くなった時に病気になり、医療費がかかってしまうと今まで貯めた資金が一気に減ってしまうでしょう。

もし公的保険を使うことができる病気の治療であったとしても、毎月治療費代として出費を重ねてしまいます。他にも持病を持っていたり、年を重ねることでかかってしまう病気の治療に専念しなくてはいけなくなってしまいます。そのため、一度の治療で出費が発生する場合でも、大きな負担額となっていくでしょう。

住宅ローンが残っている

本来老後の生活というのは、年金と今まで貯めた貯金などでようやく過ごすことができます。しかし住宅ローンが残っていた場合、生活費の不足分に回すことができず、ローンの返済へとまわしてしまうという結果になってしまうのです。

早めにローンを払いきればいいのですが、晩婚化となってきている日本では老後までにローンを払いきるのが難しいのが現実です。例えば晩婚化により初婚が30代ともなってしまうと、30~35年ローンを組んだ場合、全額返済が間に合わないという計算になってしまいます。


目次へ

老後に備えてできること

ここまで見ていくと、老後は貯金がないと大きなリスクを伴ってしまうことがよくわかったことでしょう。ではそんな中、老後に備えてできることは何があるのでしょうか?

中にはどうしても貯金を貯めることができずに、老後の不安を抱えている方もいることでしょう。そこでここでは、老後に入る前に備えておくべきことについて説明していきます。

保険の見直し

まず備えておくべきこととして、保険の見直しをすることをおすすめします。保険の見直しをした際に、多くの場合は今受けている保険料よりかは低価格で満足のいく保障内容を受けとれることができます。

保険というのは様々な種類があり、生きていく中で見直しを何度もしておくほうが大きなメリットを得ることができます。少しでも老後の資金を増やしておくためにも、まず身近なところの保険から見ておくと良いでしょう。

「老後の資金は大丈夫かな?」と考えている方は、もう一度保険を見直してみてはいかがでしょうか?

リースバック

リースバックという方法を使って、持ち家を売却して資金を手に入れるという方法があります。持ち家があればその持ち家を活用したリースバック(ハウスリースバック)を行い、老後に不足する資金を確保する方法になります。更に詳しく言うと、リースバックとは持ち家を売却した後に、買主から持ち家だった家を賃貸として借り、そのまま持ち家だった家に住み続けることが可能です。

せっかく持ち家があるけど、生活資金がないから家を売却して資金を集めようと考える人も多いのが現実です。持ち家のある年金暮らしの高齢者の方が主な対象となっており、老後の生活費を確保する方法として注目を浴びています。

急遽資金が必要となっても、1か月以内には資金が手に入るので、持ち家を持っている人にはおすすめのサービスです。

目次へ

まとめ

老後の生活は、現役時代に比べると大きく水準が変わってしまうのが予想されます。そんな時に必要なのは、どうしても生活できるためのお金になってきます。ただ貯金がないからと言っても、焦る必要はありません。まずは老後に備えて対策を練っておくことが大切です。

対策方法の1つとして、リースバックという方法を挙げましたが、弊社ハウスドゥでも「ハウス・リースバック」にて、リースバックのサービスを行っています。もし何かリースバックについて聞きたいことや、ご不明な点などがありましたら、ご相談を受け付けておりますのでいつでもご連絡ください。

お客様事例・体験談 LINEお友達募集中
 ハウスドゥ
この記事を書いた人

ハウス・リースバック編集部

この記事を見た人はこんな記事も見ています

ハウス・リースバック

ランキング

Facebook

※ 取扱には審査があり、諸条件によりお取扱いできない場合もあります。ご利用にあたっては所定の事務手数料と別途登記等の費用が掛かります。詳細はお問合せください。
※ 締結した契約書の記載事項に反した場合を除き住み続けられる。
※ 再度購入には別途条件有。また、登記費用等の諸経費要。
※ 早期の決済には別途手数料が必要。なお、状況によりご要望に沿えない場合もあり。
※ 残債金額により取扱いできない場合も有。
※ 一部、現金一括で支払できない場合も有。
※ 未成年者との契約には法定代理人の同意が必要となります。