リースバックでトラブル?契約で失敗しないためには

2018.12.13 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

住宅ローン返済が難しくなったため、あるいは終活に向けて…さまざまな理由でリースバックを検討している人も少なくないかと思います。

自宅売却後も引き続き賃貸で済み続けられるということで注目されるリースバックですが、トラブルも出てきているようです。

これは契約時の思い込みや確認不足も理由のひとつです。

それでは、リースバックではどのようなトラブルが起きやすいのか。トラブルの事例とトラブルを防ぐ方法について紹介していきます。

目次へ

リースバックでどんなトラブルが起きる?

リースバックでは、主に契約期間、再度購入についてのトラブルが発生しやすいです。

それではなぜトラブルに発展してしまうのでしょうか。意外に見逃しがちな契約とトラブルの関係について紹介します。

契約期間に関するトラブル

「賃貸契約期間が希望通りではなかった」「数年しかたっていないのに退去させられてしまった」というような、リースバックの賃貸契約期間に関するトラブルは後を絶ちません。

これは、契約が一般的な普通借家契約ではなく、定期借家契約になっていることが原因のひとつです。

普通借家契約であれば、賃貸料を滞納したなどよっぽどのことがない限り契約は終了しませんが、定期借家契約は定められた契約期間で契約は終わってしまいます。

貸主と借主との間で同意があれば別ですが、家賃の値上げを要求されることも少なくありません。

つまり、両者の同意がなければ契約書に記載されている期間よりも長く住むことができないのです。

このリースバック契約者にとって不利と思われる定期借家契約が多用されるのは、業者が長期保有するには多くのリスクが伴うという点です。

しっかり契約について確認しておかないと、思わぬトラブルに発展することがあります。

再度購入ができないトラブル

リースバックでは、一度購入した家を買い戻すこともできますが、いつでも再購入fが可能であるとは限りません。賃貸として利用している自宅に住んでいる間であれば契約の履行により再購入できますが、引っ越した場合は契約不履行となるためです。

売ってしまった物件を、再度買い戻すことができるのは便利ですが、場合によっては再度購入ができないケースもあるので注意しましょう。


目次へ

リースバックのトラブルを防ぐには?

リースバックの契約をしっかり確認していないなど、トラブルに繋がることがあると紹介しました。

それでは、トラブルを防ぐにはどこに注意すれば良いのでしょうか。リースバックでトラブルを防ぐためのポイント4つを押さえましょう。

家賃がいくらになるかをあらかじめ確認する

リースバックをすると、年間の家賃は売却額の6~10%ほどになります。月々の家賃はこれを12で割ったものです。

例えば売却額が1000万円で家賃6%なら月々5万円、10%なら月々約8万3千円程度支払っていく計算です。

売却しても、このように家賃が発生するので、支払える家賃から逆算するか、売却額をとるか決めてから契約しましょう。(売却が高いとその分家賃も高くなります。)

賃貸期間の契約を確認

リースバックの賃貸契約は、2~5年の定期借家契約であることが多いです。

さきほどトラブルの事例でも紹介したように、契約を確認していないと数年で退去しなくてはならなくなってしまいます。

定期借家契約は、貸主と借主両方の合意のうえで更新されるため、家賃の値上げの可能性もゼロではありません。賃貸期間が十分にあるか、契約内容に問題はないか確認した上で契約を結びましょう。

ローン残高を確認

住宅ローンを返済できないからリースバックを利用したいと考えている人もいるかと思います。

リースバックは、住宅ローンが残っていても契約は可能ですが、場合によっては契約できません。

それは、住宅ローン残高が売却額よりも多い場合です。

便利な方法ですが、リースバックは万能ではありません。

どうしてもリースバックを利用したいなら、貯金を崩して住宅ローンの残債を繰り上げ返済するなどして、リースバックが契約できる状態にしておきましょう。

再度購入する条件を決めておく

リースバックは再度購入することもできますが、再度購入できる契約を結ぶ場合、購入できる期間は5年程度が一般的で、長くでも10年です。そのため、また自分の所有にしたいと思ったときにできないというトラブルに発展することもあります。

再購入の契約の他にも、再購入とは別契約で柔軟に決められる再購入の予約もあるので、うまく活用すると良いでしょう。

しっかり条件を決めておくことで、リースバックによるトラブルを防ぐことができます。


目次へ

リースバック契約をする前にしっかり確認を!

リースバックのトラブルと、トラブルを防ぐにはどうすれば良いかということでお話ししてきました。

トラブルを防ぐには、事前のリースバックの知識を持っておくことはもちろん、契約時に注意することも大切です。

賃貸期間や再度購入の可否は特にチェック

特にリースバック契約の際は、これでもかというほど念入りに契約内容をチェックすることをおすすめします。

仮にトラブルが発生したとして、契約の内容をしっかり確認せずに同意したのであれば、契約者に非があることは明確です。都合よく解決できない可能性も高くなります。

特にトラブルになりやすい、賃貸期間、定期借家契約の有無、再度購入の可否と期間については念入りにチェックするようにしましょう。

ハウス・リースバックならここが安心

リースバックを契約するなら、ハウスドゥのハウス・リースバックという選択肢はいかがでしょうか。

ハウス・リースバックなら、他社でトラブルになりやすい賃貸契約が定期借家契約に限らず、契約更新をできる普通賃貸借契約を用意しているため、幅広く契約することができます。

5年、10年、さらには20年と長期の賃貸も可能です。

(家賃滞納・近隣への迷惑行為等が発生した場合更新できない場合もあります。)

さらに、再購入についても特に期間の定めがなく、契約者のタイミングで叶います。

他社だと5~10年の期限付きになるので、かなり柔軟性の高いリースバック契約を結べることでしょう。

さらに、サービスの一環としてお元気様コール(毎朝のコール)、定期的な訪問サービスもあります。

自身がリースバックするときに限らず、親の不動産の処分を考える場合にも安心のサービスが揃っているのでおすすめです。

目次へ

まとめ

リースバックは自宅を処分するのに、あるいは資金を用意するのに便利な方法ではありますが、契約内容をしっかり把握しておかないと思わぬトラブルになる可能性があります。

しかも、リースバックを展開するサービスの多くは期限付きの賃貸契約や再購入契約となっているため、気づかなければいつの間にか不利になっていることも少なくありません。

その分、ハウスドゥのハウス・リースバックは、契約期間や再購入期間が柔軟に決められるのでおすすめです。

リースバックで契約を確認することはもちろん、利用しやすいハウス・リースバックの活用を検討してみてはいかがでしょう。

お客様事例・体験談 LINEお友達募集中
 ハウスドゥ
この記事を書いた人

ハウス・リースバック編集部

この記事を見た人はこんな記事も見ています

ハウス・リースバック

ランキング

Facebook

※ 取扱には審査があり、諸条件によりお取扱いできない場合もあります。ご利用にあたっては所定の事務手数料と別途登記等の費用が掛かります。詳細はお問合せください。
※ 締結した契約書の記載事項に反した場合を除き住み続けられる。
※ 再度購入には別途条件有。また、登記費用等の諸経費要。
※ 早期の決済には別途手数料が必要。なお、状況によりご要望に沿えない場合もあり。
※ 残債金額により取扱いできない場合も有。
※ 一部、現金一括で支払できない場合も有。
※ 未成年者との契約には法定代理人の同意が必要となります。