急にまとまった資金が必要!不動産を現金化するには

2018.10.29 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

不動産を持っている人が、急にまとまった資金が必要になると、不動産を現金化させる方法を考えるでしょう。売却すれば不動産を現金化できますが、その方法もいくつかあります。ここでは不動産を売却して現金化する方法を見ていきましょう。

不動産を現金化する方法―買取による不動産売却

不動産を売却したいときには、まず不動産会社に相談しますよね。

不動産会社を通して行える、主な不動産売却の方法は、大きく2つあります。

1つは買取による不動産売却です。売却する際には、必ずその相手となる買主がいなければなりません。買取による不動産売却の場合には、不動産会社が買主になります。

不動産会社に不動産の買取をしてもらう場合には、現金化が早いのが1つのメリットです。買主を探す必要はなく、金額もすぐに決まります。

相手は不動産売買のプロであるため、手続きなども非常にスムーズです。売却を決めてから1日で現金化できることもあります。時間がかかる場合であっても、1ヶ月もかからないでしょう。すぐに現金を用意したい人にとっては、かなり大きなメリットです。直接不動産会社に売ると仲介手数料がかかりません。買取をしていない不動産会社では仲介業者を通す必要があり、手数料が発生することもあります。そのあたりを考慮して売買先を決めましょう。

また、不動産を売却する際には、通常なら瑕疵(かし)担保責任を負います。後から欠陥が見つかると、修繕費用を負担しなければなりません。しかし、売却相手が不動産会社の場合には、瑕疵担保責任が免除されます。もし、欠陥に気が付かずに売却してしまった場合でも、修理費用を請求されないので安心です。

他に、内覧も1回行うだけで済む場合もあり、不動産会社に買取をしてもらうメリットとして挙げられます。

何度も内覧対応をする必要がないため、心理的な負担も小さく済むでしょう。(ケースによっては複数回になる場合もあります。)

不動産会社に買取をしてもらう場合にはデメリットもあります。

分かりやすいデメリットは、買取価格が一般的な相場よりも安くなりがちなことです。物件にもよりますが、一般的な相場の7割から8割程度の金額になると捉えておくといいでしょう。築年数の短い新しめの物件や、分割できない土地の場合にはさらに安くなる傾向が強いです。

また、買取の場合には、売却を決めてから退居までの期間があまり長くありません。引っ越しの準備がある程度できている場合でないと、厳しいかもしれません。


目次へ

不動産を現金化する方法―仲介による不動産売却

不動産会社を利用して不動産を売却するもう1つの方法は仲介です。不動産会社には、不動産を購入しようとしている人も相談しに来ます。その中から、買主になる人を見つけてもらって売却します。不動産会社は売買の当事者にはならず、仲介者になるだけです。そして、不動産を売却する人の多くは、仲介による方法を選んでいます。

仲介で売却する場合には、市場価格に近い金額で売れるのが大きなメリットです。ただ、売買の相手が一般の人だということで、不動産会社に買取をしてもらう場合と比べて、面倒なことも多くあります。

まず、不動産の買主になる人がすぐに見つかるとは限りません。2、3ヶ月程度かかってしまうことが多いです。なかなか見つからないと半年以上かかることもあります。なるべく早く現金化したい人にとっては、デメリットと感じられるでしょう。

また、一般の人が不動産を購入する場合には、住宅ローンを利用することが多いです。住宅ローンは審査に落ちてしまう可能性もあります。そのため成約済みでも安心できません。不動産の売買契約では、住宅ローン特約があるため、買主が住宅ローンの審査に落ちてしまえば、白紙に戻ってしまいます。

時間がかかるだけでなく、いつ買主が見つかるかの目星もなかなかつきません。住み替えをするのであれば、次の住居探しとの日程調整が難しいです。売却金額も交渉をする段階にならないと、はっきり決まりません。不動産会社の査定よりも安くなってしまう可能性もあります。仲介手数料もかかるので、実際の受け取れる金額が思ったよりも低くなってしまうことも多いです。

また、内覧対応も必要になります。買主になる人のほとんどは、自分が住むために購入します。大きな金額の買い物なので、じっくりと見て決めたいでしょう。この内覧対応が負担に感じるという方も多いです。


目次へ

不動産を現金化する方法―リースバック

自宅を売却して現金化する場合には、退居しなければならないと思っている人は多いでしょう。しかし、自宅を売却後も退居せずに済む、リースバックという方法もあります。売却後の不動産を買主から賃借して住み続けるという方法です。

ただし、リースバックは買主になってくれる相手を見つけなければなりません。買主から見れば、購入した不動産から家賃収入を得られるので、投資目的ということになります。投資物件として魅力的な不動産でなら有利でしょう。

リースバックを行っている企業はいくつかありますが、ハウスドゥのハウス・リースバックであれば、自宅の売却代金をすぐ一括で受け取れます。現金化までの期間が短く済むため、特に急いでまとまった金額のお金を用意したい人にとっては、嬉しいサービスとなっています。事業資金や子どもの学費、入院費などを用意するために、ハウス・リースバックを利用するケースも多いです。

また、引っ越しをする必要はありません。不動産の売買契約を済ませた直後に、賃貸借契約も迅速に済ませるので、そのまま住み続けていられます。仮住まいを用意する必要はなく、引っ越し費用もかかりません。売物件情報として公開されることもないので安心です。

ただ、物件によっては買取価格が相場よりも安くなってしまうこともあります。それでも、不動産を現金化した後に、そのままずっと住み続けられるというのは、魅力的です。まとまった金額のお金が必要で不動産の現金化を検討している人は、ぜひハウス・リースバックを検討してみてください。

目次へ

まとめ

不動産を売却する際には、目的や状況に合った方法を選びましょう。現金化の早さを重視するなら不動産会社による買取がおすすめです。あまり急ぎではなく、金額重視なら仲介で売るのがいいでしょう。また、売却後も住み続けたいのなら、ハウス・リースバックという方法もあります。

お客様事例・体験談 LINEお友達募集中
 ハウスドゥ
この記事を書いた人

ハウス・リースバック編集部

この記事を見た人はこんな記事も見ています

ハウス・リースバック

ランキング

Facebook

※ 取扱には審査があり、諸条件によりお取扱いできない場合もあります。ご利用にあたっては所定の事務手数料と別途登記等の費用が掛かります。詳細はお問合せください。
※ 締結した契約書の記載事項に反した場合を除き住み続けられる。
※ 再度購入には別途条件有。また、登記費用等の諸経費要。
※ 早期の決済には別途手数料が必要。なお、状況によりご要望に沿えない場合もあり。
※ 残債金額により取扱いできない場合も有。
※ 一部、現金一括で支払できない場合も有。
※ 未成年者との契約には法定代理人の同意が必要となります。