引っ越し不要で安心!不動産のリースバックとは?

2018.10.29 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

環境の変化で住宅ローンの支払が困難になった、子どもの学費でまとまった資金が必要になった、老後の資金が不安だ…。こうなった場合はなんとかして資金を作ることを考えますよね。その際に大きな資産である家の売却を検討する方もいるのではないでしょうか。

しかしせっかく購入したマイホームを売却して、出ていくというのはとても辛い選択です。そこで紹介したいのがリースバックという方法です。不動産の売却資金をまとめて手に入れられるうえ、引っ越しも不要なんです。一体どんな方法なのでしょうか。仕組みからメリット、デメリットまでご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

不動産のリースバックの仕組みを知ろう

まず不動産のリースバックの仕組みをみていきましょう。簡単に説明すると「自宅を売却した上で、売却相手と賃貸契約を結び、リース料(家賃)を支払うことでそのまま元の家に住み続けることができる」という仕組みで、セール&リースバックともいいます。通常であれば自宅を売却した場合、その家に住むことはできず引っ越しを余儀なくされます。

しかしリースバックでは、売却後に賃貸契約に変わることからそのまま住み続けることができるのです。

そのため次のような方におすすめです。

・子どもの学費でまとまったお金が必要になった。

・老後生活の資金を確保したい。

・経営者などの方で事業の運転資金などで急遽資金が必要になった。

・住宅ローンの支払がきついけれども、家を手放して引っ越しはしたくない。

では、そんなリースバックですがどんなメリットやデメリットがあるのかみていきましょう。


目次へ

不動産のリースバック メリットとデメリット

リースバックには多くのメリットがあります。

《メリット》

引っ越しをする必要がない。

引っ越しするとなると、新しい家の契約に関しても費用が発生しますし、引っ越し業者を依頼するなど費用がかかります。さらに子どもがいると、学区が変わってしまい転校が必要になるなど様々な不都合が考えられます。リースバックを利用することで今の家に住み続けられることは大きなメリットですね。

手間や費用が節約できる。

持ち家ではもちろん固定資産税を自身で負担しないといけませんでした。しかし、リースバックを利用すると賃貸契約になるので、固定資産税の支払も不要になります。毎月の家賃だけの負担になるのでキャッシュフローも改善しますし、資金計画も立てやすくなります。

まとまった資金を調達できる。

家を売却することになりますので、まとまった資金を手に入れることができます。それによって住宅ローン以外の借金の返済や子供の学費、病気の医療費などさまざまな用途に使うことができます。

手続きがスムーズで現金化が早い

リースバックでは不動産の売却先を探す必要がないうえに、売却後の賃貸の手続きも売却先と行うので手続きがワンストップで進められることができます。そのため一般的な不動産売却よりも迅速に現金化できるというメリットがあります。

厳格な金融審査が不要

リースバックと同じく家を用いた資金調達に、リバースモーゲージという方法があるのですが、こちらは借入になるため厳格な金融審査が必要です。しかしリースバックは不動産の売却と賃貸という契約になるため比較的厳しい審査が不要なのです。

では次にデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。みていきましょう。

《デメリット》

名義が変わってしまう。

元の家に住み続けられるとはいうものの、売却してしまっているために家の名義は売却先に変わってしまいます。その分固定資産税等の義務が無くなるので、致し方ない点でもあります。

リース料が支払えなくなると手放さなければいけなくなる。

売却後も家賃を支払い続ける限りは強制的に追い出されたりすることはありませんが、さすがにリース料が払えなくなってしまった場合には、家から出ていかざるをえません。毎月支払続けられるのかしっかりと資金の計画を立てるようにしましょう。


目次へ

不動産のリースバック 流れや利用条件を知ろう

リースバックを利用するための条件

・安定した収入があること

・家の名義人全ての同意が必要

リースバックでは賃貸契約を結ぶことになりますので、通常の賃貸契約を結ぶ場合と同様に安定した収入が見込めることが条件となります。ただし正社員であることが必須ではなく、一定の収入が見込めるのであればパートや年金生活の方もご利用いただけます。

また、自宅の売却が必要ですので当然自宅の名義人全員の同意を必要とします。夫婦で名義を分けていたり、兄弟で名義が分かれていたりする場合には全員の同意が必要になりますので事前に話し合っておく必要があります。

リースバックの流れ

実際に利用するとなるとこのような流れになります。確認しておきましょう。

①取扱業者に問い合わせ・相談

まず、不明点の質問や、所有物件などについてのヒアリングを行ってもらいます。

※ハウスドゥのハウス・リースバックでは一部を除いて全国対応が可能ですのでぜひご相談ください。物件によっては利用できない場合もございます。まずはお問合せください。

②担当者と面談

直接業者の担当者と会い、面談を通してより具体的な相談にのってもらいます。

ここで最終的な疑問点などをしっかりと確認してクリアにしておきましょう。

③不動産の査定

売却する家の査定が行われます。所要時間は概ね1時間ほどで終わります。

④売却金額とリース金額の決定

査定をもとに売却金額やリース金額が決定します。

⑤売買契約・賃貸契約

売却金額とリース金額に合意が取れたら、実際に家の売却の契約とともに賃貸契約を締結します。

⑥決済と月々のリース料の支払

売却金額が決済され、現金を受け取ります。また、月々のリース料の支払がはじまります。

目次へ

まとめ

リースバックは今の家に住み続けながら、まとまった資金を得られるなどメリットの多い仕組みです。もちろんデメリットもありますが、メリットとのバランスを考えてうまく利用したいものですね。また、相談したいと思ったときにどこに相談していいか悩んだときには、一部を除いて全国の物件に対応しているハウスドゥにぜひ一度お問合せしてください。

お客様事例・体験談 LINEお友達募集中
 ハウスドゥ
この記事を書いた人

ハウス・リースバック編集部

この記事を見た人はこんな記事も見ています

ハウス・リースバック

ランキング

Facebook

※ 取扱には審査があり、諸条件によりお取扱いできない場合もあります。ご利用にあたっては所定の事務手数料と別途登記等の費用が掛かります。詳細はお問合せください。
※ 締結した契約書の記載事項に反した場合を除き住み続けられる。
※ 再度購入には別途条件有。また、登記費用等の諸経費要。
※ 早期の決済には別途手数料が必要。なお、状況によりご要望に沿えない場合もあり。
※ 残債金額により取扱いできない場合も有。
※ 一部、現金一括で支払できない場合も有。
※ 未成年者との契約には法定代理人の同意が必要となります。