投資信託?不動産?老後の資金貯蓄について解説

2019.04.30 更新
ハウス・リースバック

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健康寿命が長く、人生100年時代とも言われ始めている現代。それだけに悩みがちなのが、老後の資金貯蓄についてです。定年で仕事を辞めてからも健康な生活を続けるためには、十分な貯蓄が必要不可欠といえます。ここでは、老後の資金貯蓄の必要性や方法について解説します。

老後資金を貯蓄する必要性

仕事を辞めてからも安定した生活を継続させるためには、老後資金を貯蓄しておく必要があります。では、老後資金としていくら貯蓄しておくと安心できるのでしょうか。

総務省の家計調査によると、高齢夫婦無職世帯が1カ月に支出する額は約28万円です。現段階では、2050年時点で男性は93歳、女性は98歳まで生きると推測されています。そのため、間をとって高齢夫婦が95歳まで生きると仮定しましょう。

持ち家のため家賃はかからないものだとしても、生きていくために毎月28万円が必要です。65歳で仕事を辞め、そこから30年生活していくとすれば、トータルで1億80万円かかる計算になります。

ほかにも、60歳で定年を迎えて92歳まで生き、その間は1カ月25万円で生活するものとして計算した例を見てみましょう。1年間の支出は300万円、32年間で9600万円かかります。

生活を切り詰めたとしても、万が一のために残しておきたいお金や葬式代として遺産にしたいお金を考慮すると、老後資金は1億円程度必要です。年齢を重ねるとともにどんどん働けなくなりますから、老後は貯金を切り崩しながら生活することになります。そのため、健康に働けるうちに老後資金を用意しておく必要があるのです。


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老後資金を貯蓄する方法①投資信託

では、老後資金を貯蓄する具体的な方法を見ていきましょう。貯蓄するための方法として多くの方が思いつくのが、投資。投資の中でも老後資金の貯蓄におすすめなのが、投資信託です。

投資信託とは、投資家から集めたお金を大きな1つの資産として専門家が運用し、その成果が投資額に応じて投資家に分配されるという仕組みの金融商品。投資経験が少なく、投資に関する知識を持っていない場合でも、運用のプロに任せられるので安心です。

プロの判断によって複数の商品に投資されるため、リスクを軽減できるのがポイント。さらに、少額から始められるため気軽に申し込めるのも魅力です。

一方、プロに任せた結果運用がうまくいかなければ、値下がりによって元本が減ってしまう危険性もあります。さらに、購入や持ち続けるために別途手数料がかかるため、支払う費用がいくらになるかは注意して確認しなければなりません。

投資に慣れていない方が投資信託を行う場合は、バランスファンドがおすすめ。バランスファンドとは、株式や債権、不動産などあらゆるものに幅広く投資を分散することを目的とした商品です。株式の中でも国内株式や外国株式など、投資先として幅広い選択肢があります。調子の悪い資産の割合を減らして調子のよい資産を増やすなど、資産配分を買えることでバランスを保てるのがメリットです。

バランスファンドは一度に大きく儲けられるものではありませんが、大損することも少なく、投資のリスクが少ないといえます。老後資金は一度に大きく金額を増やすのではなく、損失を大きくしないように運用していくことが重要ですから、バランスファンドは老後資金の貯蓄に適しているといえるでしょう。


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老後資金を貯蓄する方法②不動産の活用

老後資金を貯蓄する方法として、持っている不動産を有効活用することが挙げられます。不動産を活用した貯蓄方法は、主に2つ。不動産売却と、リースバックです。それぞれの特徴を見ていきましょう。

不動産売却

まずは、不動産売却。不動産を売却することで、現金化する方法です。一般的には不動産買取を行っている会社に問い合わせて、持っている不動産が買取可能かどうかをチェックしてもらいます。売却することが決定したら、訪問調査などで具体的な査定。その結果売却することになったら、具体的な買取価格や引き渡しに関する条件など詳細について決定し、不動産売買契約を結びます。

不動産を現金化することで、すぐにでも使えるお金を手元に確保できるのがメリットです。また、住み続けた家を手放すことで、これまでメンテナンスのために必要だった維持費や不動産を所有していたことでかかった税金が不要になります。早急にお金が必要になった場合にも、不動産売却は活用できるでしょう。

ただし、不動産である持ち家に現在住んでいて、売却が決定した場合は速やかに家を引き渡さなければなりません。そのため、長年住み続けた家から離れ、新しく慣れない土地で暮らすことになります。引っ越し費用がかかってしまったり、売却のタイミングによっては希望どおりの価格で売れなかったりということもデメリットです。

リースバック

もう1つ、不動産を活用した老後資金の貯蓄方法として、リースバックが挙げられます。リースバックとは、所有している不動産を業者が買い取ったあとも使用を継続できるシステムのこと。つまり、所有していた自宅を業者に売却しても、その後賃貸として住み続けられるのです。

通常の不動産売却とは異なり、引っ越しの必要がなく同じ家に住めるのがメリットといえます。老後資金を貯蓄するために不動産を活用したいけれど、長年住み続けた家から離れたくない方や、引っ越しを避けたい方におすすめです。

リースバックに興味がある方は、ハウス ドゥ!のハウス・リースバックをご利用ください。ハウスドゥが買い主となって直接物件を購入するため、安心して住み続けられます。また一度売却した自宅をご自身のタイミングで再度購入することも可能なのがハウスドゥの特徴です。無料でご相談いただけますので、まずはお気軽にご連絡ください。

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まとめ

健康寿命がどんどん長くなっていることから、老後のための資金貯蓄は少しずつ進めていかなければなりません。老後資金としては、働けるうちに少しでも多く貯めておきたいところ。資金貯蓄のためには初心者でも手軽に始められる投資信託や、不動産を現金に変える不動産売却、家を売ったあとも住み続けられるリースバックなどがおすすめ。可能な貯蓄方法を有効活用して、老後に備えましょう。

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ハウス・リースバック編集部

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