終活で考えたい不動産の行く末について

2019.02.4 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

皆様は「終活」と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?終活とは、人生と言う長い旅路を締め括るものとして自分のため、そして、遺される人々のために財産や人間関係など様々な身辺整理を行うことです。

財産の中で整理が難しいものとして不動産が挙げられます。不動産はその性質上、お金と違って単純な分割を行いにくいため、整理の方法を知らないと、なかなか適切に分配も出来ないもの。ここでは、終活に於ける不動産整理をトラブルなく行うための方法をご紹介します。

終活で不動産について考える

不動産の整理と言うと、やはり大仕事となるでしょう。終活は普段あまり意識しない不動産について、考える良い機会とも言えます。そこで最初に、終活とは一体何か、そして、終活で不動産について考えることの重要性から見ていきましょう。

終活って一体何?

終活と言う言葉を聞いたことはあっても、意味までは知らない方が多いのではないでしょうか。終活とは、簡単に言えば「死に向けての準備」を行うこと。そして、その準備は何も自分のためだけに行うものではありません。

身の周りの物品や財産、人間関係などを生前のうちにしっかり整理しておくと、遺される人々に迷惑が掛からないと言う側面があり、老後の生活を送り、人生の終わりを意識する年齢となるにつれて終活を行うことは、これまでの自分の人生を見直すきっかけに繋がることでしょう。

終活で不動産について考えることは重要

被相続人が住んでいた自宅をどうするか決められないまま亡くなり、その家に誰も住むことがなく、手入れもされていない空き家状態となってしまうと、建物が劣化し資産価値が下がる可能性が高まります。

遺された家族が空き家への不法投棄や不法侵入、いたずらと言った犯罪に巻き込まれる危険性もあるでしょう。被相続人が亡くなってしまった後では、話し合うことが出来ないため、終活として生前のうちにしっかり不動産の扱いについて親族と話し合っておく必要があるのです。


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終活の時に考える一般的な不動産の行く末

不動産の扱いには色々ありますが、終活に於いて考えられる一般的な扱いは、売却もしくは贈与のどちらかと考えて良いでしょう。ここでは、それぞれの方法について、スポットを当てていきます。

不動産売却をする

不動産を売却し換金する方法です。不動産はその性質上、分割が難しいので分配が簡単かつ価値が分かりやすいお金へ変えることで、相続がスムーズに出来ます。

不動産のままにしておくと維持費や固定資産税が掛かり、状態や相場によって資産価値も下がってしまいますが、一旦お金に変えてしまえば心配ありません。

間取りなどによって異なりますが、維持費はかなりの金額が掛かるもの。維持管理を行う必要がなくなると言う点が、不動産売却が持つ大きなメリットだと言えるでしょう。

不動産を贈与する

贈与による不動産整理には、生前贈与と言う方法もあります。これは、被相続人がまだ生きているうちに不動産を相続人に贈与しておくもの。反対意見の出る可能性があるものの、贈与する側が相手を自由に選ぶことが出来ると言う点がメリットです。

尚、2015年1月に行われた法改正によって、相続税の基礎控除額が引き下げられており、生前贈与の対象となった財産に対しては相続税が掛かりません。


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終活で不動産を手放す際はハウスドゥのサービスが活用出来る

終活に於いて不動産整理をする主な方法は、売却か贈与のどちらかとなりますが、売却に際しておすすめなのが「ハウス・リースバック」サービスの利用です。一体それは、どんなサービスで、どのようなメリットがあるのか?気になる内容をご紹介しましょう。

ハウス・リースバックとは

業者に物件を売却するところまでは、ほかの売却手段と同じです。しかし、ハウス・リースバックの場合、リース契約を結び、その物件に賃貸としてそのまま住み続けることが出来ると言う大きなメリットがあります。

リース料を支払っている限り、10年・20年と言う長期間であっても住み続けることが出来て、賃貸となるため固定資産税が掛からない上、標準40日・最短20日と言う短期間で不動産をまとまったお金に変えられます。必要であれば再度購入することも可能なサービスです。

終活でハウス・リースバックを利用するメリット

・老後の資金調達

老後は、日々の生活資金はもちろんのこと、定年退職から年金支給開始までの無収入となる生活を支える資金も必要となります。資金を手に入れる手段として、簡単な手続き、短い期間でまとまったお金が手に入るハウス・リースバックは、とても便利と言えるでしょう。

・思い出を手放さずに済む

長年住み続けてきた家には、たくさんの思い出が詰まっているもの。自宅を手放すことで、思い出も手放すと言うことにもなりかねません。しかし、ハウス・リースバックなら、自宅を売却してもそこに賃貸として住み続けることが出来るので、大切な思い出まで手放さずに済むのです。

・相続しないので遺産争いが起こりにくい

ハウス・リースバックで不動産売却を行ったお金を分配すれば、不動産自体を相続する必要はありません。そのため、必然的に相続に関わる遺産争いを避けることが出来ます。

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まとめ

死を迎えるに際して、財産や人間関係など様々な身辺整理を行う「終活」の中で、重要な位置にありながら性質上分割が難しいため、整理することが困難だと言える財産が不動産です。

被相続人が、不動産の扱いをはっきり決めないまま亡くなってしまうと、相続トラブルが起こりますし、家が空き家となり資産価値が下がる可能性が高まります。そうしたことがないようきちんと終活を行い、不動産の扱いも決めておくことが大切なのです。

不動産を手放す際は主に、売却もしくは贈与を行い、売却の場合、不動産は分割しやすいお金に変わります。贈与の場合、生前贈与なら、贈与する側が相手を自由に選べるため、希望の相手に不動産が贈与されることを確認出来ます。

売却で手放すなら、ハウス・リースバックサービスの利用がおすすめ。家を一旦売却した後に賃貸として住み続けられるので、引っ越す必要がありません。まとまったお金が短期間で手に入り老後の資金調達が可能ですし、相続ではないので遺産争いも起らない点も大きなメリットです。

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ハウス・リースバック編集部

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