親の家はどう処分すべき?後始末の方法をご紹介

2019.06.9 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

親が亡くなった場合葬儀を執り行っていきますが、その後待ち受けているのが家の後始末です。そのまま家を引き継ぐ場合は問題ありませんが、家を引き払いたいと考えている人も多くいらっしゃいます。

では、どのように家を後始末をしていくと良いのでしょうか?そこで今回は、親が住んでいた家の後始末方法について解説していきます。

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親の家を後始末する場合

親の家を後始末しなくてはいけない場合、どのような対処方法があるのでしょうか?まずは親の家を引き継ぐとなった時の対処方法について詳しく見ていきましょう。

親の家を処分する場合

親の家を後始末をしていく中でも、親の家を引き継ぐことなく、そのまま処分する方法があります。実際に子供や親族が家を引き継ぐ場合もありますが、すでに家を持っていたりなどの理由で、特に引き継がなくてもいい場合に選ばれる方法です。

方法としては、今の実家を売る前に不動産の名義変更(相続登記)をする必要があります。さらには相続税の申告は、親が死亡した後の翌日から10ヶ月以内に行わなければいけません。申告が終わった後は不動産会社に査定をしてもらい、そのまま売却するという流れになります。

メリットとして家を売却することで、多額の現金を手に入れることができるというメリットがあるのです。しかし今まで住んでいた家がなくなるので想い出がすべて消えてしまうというデメリットもあります。

親の家を相続する場合

次に親の家を処分することなく、そのまま相続をしようと考えた場合の方法です。家を相続することで今まで親が集めてきた家具や家電などを処分する必要がなく、比較的楽に家を引き継ぐことができます。

まず方法として不動産の名義変更が必須です。もちろん親の家を引き継ぎつつ他の家に住むことも可能ですが、実家に住まずに所有する場合でも固定資産税などの経費がかかるので注意しましょう。ただこの方法だと売却するわけではないので、現金を手に入れることができません。

相続する際には多額の相続税がかかってくるので、できれば売却して多くの資金を手に入れておきたいところです。そこでハウスリースバックという方法がおすすめとなってきます。ハウスリースバックは親の家を売却しつつ、賃貸として契約しなおすという方法です。

親の家をリースバックすれば、現金化することができ相続の際に起こる相続税問題にも支障をきたしません。もしハウスリースバックのことを知りたい人は、一度ハウスドゥのハウス・リースバック

について調べてみてください。

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親の家の後始末が必要な理由

実際に親が亡くなった場合、ほとんどの人はすぐに後始末をしようと動き出します。ではそもそも親の家の後始末は必ずしなくてはいけないのでしょうか?

そこでここでは、親の家を後始末しないといけない理由について解説していきます。

空き家対策

もし親が亡くなった場合、今まで親が住んでいた家が空き家状態となってしまいます。もし空き家となった場合、家の手入れをしないと老朽化してしまうという恐れが出てきてしまうのです。家というものは住んでいないと自然と状態が悪くなってしまい、あっという間に住めなくなってしまいます。

その結果、家が傷んでしまい環境も悪くなってしまうので、周囲に悪影響を及ぼしてしまうのです。

他にも不法侵入や不法滞在などが発生してしまう恐れが出てきます。犯罪行為が起こる可能性もあるので、空き家状態にしておくことはよくありません。

なので空き家対策としても、家の後始末は必須となってきます。家の状態を保つためにも、後始末をしっかりとしていきましょう。

固定資産税がかかる

親が亡くなった後に放置された家は空き家とされ、周囲に影響を及ぼすものとみなされる「特定空き家」という扱いとなってしまいます。もし「特定空き家」になると、固定資産剤の優遇装置がとれず、高い税金がかかってしまう恐れが出てきてしまうのです。

他にも特定空き家に指定されると、最終的には強制的に取り壊されることになってしまいます。今まで親が住んでいた家で想い出が詰まっていたとしても、放置していると問答無用で壊されてしまうのです。

固定資産税を継続的に払わないためであったり、家を強制的に取り壊されないためにも、後始末は必須となります。

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親の家を後始末するときのポイント

では実際に親の家を後始末していくとなった場合、どのような部分に気を付けながら後始末をしていくべきなのでしょうか?そこでここでは、後始末をしていくためのポイントについて解説していきます。

後始末のスケジュールを立てる

まずは何より、後始末をしていくためのスケジュールを立てていくことが重要です。なぜならスケジュールを立てておかなくては、いつまでたっても先に進めることができず、後始末を終えることができなくなってしまうからです。スケジュールを立てて、気持ちを切り替えて後始末をしていきましょう。

また人手を確保したり、自治体のごみ収集日を確認する必要があります。他にも片付けをしていく中で遺品を相続人に相続したり、形見分けとして故人の知人に渡していく際には四十九日までに終わらせておくとスムーズに後始末を終わらせることに繋がります。

なのでしっかりとスケジュールを立てて、悔いのない後始末をしていくことが重要です。

遺品を分類する

家を後始末していくと、どうしても遺品が出てきます。遺品の中にはそれぞれ必要なもの、不必要なものが出てきてしまうものです。なのでまずは必要なもの不必要なものとで分けつつ、仕分けに困る遺品が出てきたら保留にするなどして分けていきましょう。

ただもし相続財産になるようなものは相続税が発生するため、しっかりと保管しておくが大切です。最終的に遺品を処分していく際には、自治体の粗大ごみや不燃ごみに出すと近隣トラブルもなくなり、失礼のない後始末をすることができます。

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まとめ

親の家の後始末をしていくことは、なかなか経験がないことなのでどうしても先送りにしてしまいがちです。しかしそうすると、家の老朽化が進み価値が下がったり住むことができなくなってしまいます。少しでも早めに家の後始末をしていくことが、親の供養へと繋がっていくのです。

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ハウス・リースバック編集部

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