家の相続したときにやるべきことと起こりうるトラブルについて

2019.03.29 更新
ハウス・リースバック

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親から家を相続するとなった際には、そのまま何事もなく家に住めるということはありません。現金を相続するわけではないので、きっちりと分けることができず遺産相続の際、トラブルのもとになりかねません。

他にも相続税の手続きや不動産登記における名義変更など、家を相続するとなると様々な部分で頭を悩ませがちです。そこで今回は、家の相続においてやるべきことと、相続において起こりがちなトラブルについて解説していきます。

これから家の相続が控えている人や、今まさに相続問題を抱えている人はぜひ参考にしてみてください。

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家を相続したときにしなければならないこと

家を相続するとなればしっかりと話し合いをし、手続きをしておかないと後々遺産相続のトラブルになる可能性があります。

ここでは家を相続するとなった際に、必ずしておかなくてはならないことについてまとめていきます。

遺産分割

相続人が複数いるときは、まず遺言書の有無を確認して遺産を分割する必要があります。分割方法は以下の4種類になります。

  • 現物分割

それぞれの財産をそのまま相続人に値する人に平等に分配する方法。分かりやすく分配することができ、財産現物を残せるというメリットがあります。ただ財産によっては均等に分配することが難しいのがデメリットでもあります。

  • 換価分割

親が持っていた財産をお金に換金してそれぞれの相続人に分配する方法。公平に遺産相続をしたいときに用いられることが多いですが、売却する際に費用が掛かったり、財産現物が残らなかったりするデメリットがあります。

  • 代償分割

一部の相続人に金銭以外の財産を分け与え、他の相続人に金銭を支払う債務を負ってもらう方法。公平な遺産相続が可能となっており、財産現物を残すことが可能です。ただ債務を払わなくてはいけない相続人に支払能力が必要不可欠となります。

  • 共有分割

数人の相続人でそれぞれの相続する財産を決めて分配する方法。公平に財産を振り分けることができ、財産現物を残すことが可能です。ただし、利用や処分をする際の自由度が低いというデメリットがあります。別の相続者に送るとなると、権利関係が複雑なものとなってしまいます。

さらには財産の総額が基礎控除額を超えたときは、相続税の申告をする必要があります。

相続登記

相続登記とは、亡くなった被相続人の名義を相続人の名義に変更することです。相続によって不動産の所有者が変わると、法務局に登録されている不動産情報が「誰が持っているのか?」という状態へとなってしまいます。そこで、所有者を変更したことを法務局に伝える、という意味合いも含めての相続登記となるのです。

相続登記が必要となったときは、費用(約3~5万円)が掛かってしまいますが専門家の司法書士に依頼をすることがほとんどです。ご自身でも手続き可能ですが、記載ミスなどがあると再度法務局に行き再提出・再取得する必要性がでてきます。したがって、専門家にお願いしたほうが、時間を取られずに済むのです。

もし名義変更しないと、家を売却したり、処分したりすることができなくなるので相続登記は必ず行うようにしましょう。

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家を相続することで起こりうるトラブルとは

遺産相続において、悲しいことですがトラブルはつきものです。どうしてもお金の問題が発生するので、こればかりは避けられないと言えるでしょう。では実際に家を相続するとなった場合、どのようなトラブルが想定できるのでしょうか?

ここでは順番に、家を相続するとなった場合に起こりうるであろう、トラブルについて解説していきます。

遺産によるトラブル

家を相続する際には、相続人同士で話し合って遺産を分割で相続しなければありません。よくあるのが、兄弟間での遺産の取り分を決めるときに、分け方によっては兄弟間の関係がこじれてトラブルを引き起こすことがあります。

また遺言書などがなかった場合、遺産を独占しようとする相続人が出てくる可能性も否めません。他にも相続人が多いと分割が複雑化してしまったりと、トラブルを引き起こす要素は遺産相続でもたくさん出てきます。

家の所有によるトラブル

親が亡くなり家を相続するとなった場合、相続税と固定資産税が掛かってきます。

相続税とは、不動産を相続するとなった場合に必ずかかってくる税金のことです。また固定資産税とは、土地や家などの固定資産の所有者が資産の価値に合わせて納めなくてはいけない税金になります。

固定資産税は土地を手放さない限り、毎年課税されるという特徴を持っており、さらには家の管理費も家を所有しているだけで発生してきます。誰が家を相続するかで1人1人の負担額が異なるので、トラブルのもとになってしまうのです。

また家を相続となる際には相続登記を行う必要があると説明しましたが、もし書き換えをしていないと、他の相続人に家を勝手に売却される恐れも出てきます。相続登記をするまでは一時的に相続人全員に家の所有権が与えられているので、第三者でも売却が可能となってしまうのです。

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家の相続でトラブルを回避するには

ではこのようなトラブルを回避していくためには、何をしていく必要があるのでしょうか?ここでは相続でトラブルを回避するための方法について解説していきます。

生前贈与をする

生前贈与とは、遺産や家の所有者が亡くなる前に事前に財産を振り分けておくことを意味します。メリットとして、生きているうちに財産の分配ができることができるので、相続人で巻き起こるトラブルを事前に回避することが可能です。

また生前贈与をすることによって、相続税の節税にもなります。なぜなら生前贈与をすることにより将来の遺産が減ることになって、課税されるはずの相続税の金額を下げることにつながるからです。

ただし生前贈与をすることによって、贈与税と言う税金が発生してしまい、特別授与扱いになってしまいます。こちらもトラブルのもととなってしまうので、生前贈与する際には注意して贈与するものを選んでいきましょう。

リースバックを活用する

リースバックとは、今持っている持ち家を売却して、そのまま賃貸として住み続けることができるサービスです。売却することにより一括で資産が手に入るので、遺産をスムーズに分割するのに最適です。

また、まとまった資金を確保できるので、遺産のトラブルを回避することにもつながります。住み慣れた家を手放すこともないため、家に住み続けたいと考えている人にも最適な手法と言えるでしょう。

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まとめ

今回は家を相続する際にしなくてはいけないことや、起こりうるトラブルについてまとめていきました。家の相続には様々な問題点も多く、どの家庭でも必ず頭を悩ませる問題になります。

トラブルを減らすために相続の知識を身につけることはもちろんですが、もし自分でもわからないことがあれば、専門家に相談して不安要素を解消しておくようにすることをおすすめします。

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この記事を書いた人

ハウス・リースバック編集部

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