今すぐ資金が欲しい!持ち家を賃貸契約して家賃を払うリースバックの仕組みとは?

2019.03.21 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

住んでいる家を売却することなく住み続けることができる、リースバックという方法が日に日に注目を浴びています。資金がどうしてもなくなってきたときに利用されることが多いリースバックですが、いったいどんな特徴を持っているのでしょうか。

そこで今回は、リースバックの特徴を説明しつつ、選んでいく際の注意点などに焦点を当てて説明していきます。

目次へ

リースバックとは?家賃はどう決まる?

そもそもリースバックとはどういった意味なのでしょうか?ここではリースバックの特徴や、仕組みについて説明していきます。

リースバックの特徴

まずリースバックの特徴として、不動産会社を通じて自宅を売却し、改めて同じ家を賃貸住宅として契約しなおすという特徴を持っています。どうしても緊急の資金が必要になった時や、老後の資金を必要とした場合に利用されます。

さらに契約をした後でも買戻しが可能となっており、契約後に資金が集まっても再び契約し直すことが可能です。主にまとまった資金が欲しい方や、売却することなく家に住み続けたい方たちが利用する傾向にあります。

リースバックの家賃はどうやって決まる?

家賃に関しては、最初の売却額によって決まっていきます。リースバックは持ち家を賃貸として契約し直す、という特徴を持っています。売却金額が高ければ高いほど、毎月の支払金額が大きく高くなっていくでしょう

ただ不動産会社ごとで査定方法は異なるため、もし詳細な家賃金額を知りたい場合はサイトなどを見て調べるか、問い合わせをする必要があります。自分で売却金額と家賃を決めていくことも可能なので、しっかりと相談していきましょう。


目次へ

リースバックのメリットとデメリット

ではそんなリースバックですが、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?多額の資金がすぐに手に入るという大きなメリットがありますが、しっかりと理解しておいたほうが、後々の疑問を無くしていくことができるでしょう。

ここでは、リースバックのメリットとデメリットについて説明していきます。

リースバックのメリット

リースバックのメリットは、主に以下の5つになります。

・現金を受け取るまでの期間が比較的短い

売却をした後に、現金を手に入れるまでの期間が比較的短いという特徴があります。約一か月以内には手に入れることができるので、すぐに資金が欲しいと考えている人には最大のメリットとなるでしょう。

・同じ家に住み続けられる

家を売却しても、そのまま賃貸として住み続けることができるので、家を離れる必要がありません。引っ越しをしたり、新しい家を探したりという手間を減らすことができます。

・売却したことを周りに知られない

家を売却したなると、周りが良い噂を立てることもあれば、悪い噂を立てられてしまうこともあります。こっそりと売却をして賃貸住宅として更新することができるので、周りに気づかれることはありません。

・再び購入が可能

もし賃貸として契約したとして、新たに別元から資金の調達をすることができたら、再度持ち家だった家を再購入することが可能です。賃貸にすることで毎月家賃を支払わなくてはいけないので、改めて購入しなおすという人もいます。

・固定資産税やローンのことを考えなくてすむ

所有者が契約と不動産会社へと変更になるので、固定資産税を払う必要がありません。さらに今まで固定費となっていたローンの返済も、家賃に変更になります。

リースバックのデメリット

主にリースバックのデメリットは以下の3つになります。

・家賃が相場より高い場合がある

リースバックの家賃は、売却金額の約10%が相場となっています。例として1,500万円で売却した場合、家賃は毎月15万円という計算になります。

高く売却したいと考えていても、高く売ることで家賃は高くなります。逆に売却金額を安く設定したら家賃が安くなるということです。

・通常の売却に比べて売却価格が安い

リースバックを利用せず、普通に売却した金額より安くなってしまうという特徴も持っています。不動産会社によっては100万円単位で金額が変わってしまうこともあるほどです。

もし家をリースバックのサービスで売却しようと考えるなら、普通に売るのとどれぐらいの差が生じるのかをしっかりと調べておきましょう。

・再び購入するときの金額が売却時より高い

再び賃貸にした家を購入したいと思っても、同じ金額で購入することができなくなってしまいます。再度購入するとなった時に数百万円違うということも多々あります。

リースバックを利用するとなったら、しっかりとご自身で納得したうえでサービスの利用を考えていきましょう。


目次へ

リースバックを検討する前に注意すること

ここではリースバックをする前に、注意しておいたほうがいいポイントについて説明していきます。もし今後リースバックを利用してみたいと考えている人は、以下の項目に注意して利用を検討してみてください。

・リースバックを利用できないこともある

売却金額が住宅ローンの残高を下回ってしまうと、リースバックを利用することができません。もし利用をしようと考えたときに住宅ローンが残っているなら、どれぐらい残っているかなどをしっかりと確認しておきましょう。

・再度購入ができない場合もある

リースバックの特徴として、一度賃貸契約をしても再度購入をし直すことができる、という特徴があります。しかし不動産会社によっては再び購入ができない会社もあります。

もしできたとしても、金額が最初から決まっていない場合があるので、あらかじめ金額が掲示されているところを探すと良いでしょう。

・毎月の家賃がローンの返済額より高くなる

ローンがまだ残っている場合、毎月の家賃がローンの返済額より高くなる可能性があります。ただ逆に家賃が安くなる場合もあるので、不動産会社に確認して家賃とローンがどれだけの違いがあるのかを確認しましょう。

目次へ

まとめ

リースバックは家を売却する代わりに、家賃を支払うことで住んでいる家に住み続けることも可能です。急遽の資金集めにも最適ですが、事前に不動産会社に詳しい内容を聞いておくと安心してサービスを受けることができるでしょう。

もしご不明な点がありましたら、一度ハウスドゥの「ハウス・リースバック」にてぜひご相談してみてください。

お客様事例・体験談 LINEお友達募集中
 ハウスドゥ
この記事を書いた人

ハウス・リースバック編集部

この記事を見た人はこんな記事も見ています

ハウス・リースバック

ランキング

Facebook

※ 取扱には審査があり、諸条件によりお取扱いできない場合もあります。ご利用にあたっては所定の事務手数料と別途登記等の費用が掛かります。詳細はお問合せください。
※ 締結した契約書の記載事項に反した場合を除き住み続けられる。
※ 再度購入には別途条件有。また、登記費用等の諸経費要。
※ 早期の決済には別途手数料が必要。なお、状況によりご要望に沿えない場合もあり。
※ 残債金額により取扱いできない場合も有。
※ 一部、現金一括で支払できない場合も有。
※ 未成年者との契約には法定代理人の同意が必要となります。