親の介護で破産する!?リースバックの活かし方は?

2018.10.29 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

親の介護による破産について知っていますか?これは、親の面倒を見るために子どもが仕事を離れるものの、介護にかかる費用が捻出できずに親子とも金銭面で共倒れしてしまうこと。決して一部の限られた人にだけ訪れるものではありません。親の介護が必要になったときに考えたいこと、リースバックの活かし方を紹介します。

認知症の親を介護して破産する家族が増えている

人生100年ともいわれるように、社会福祉の充実、医療内容の充実によって、日本人の寿命は延びてきています。寿命が延びることは喜ばしいことですが、実は長寿によって新たな問題が起きていることをご存知でしょうか。介護離職の問題です。

親の介護に専念する子どもが増えている

理解のある会社であれば、介護休業給付を促し、すんでのところで離職せずに、介護と両立できる場合もあります。しかし現状は、そうした会社ばかりではありません。また、一人っ子など親の面倒を見る人が他にいない場合は、介護の負担が重くのしかかることになるでしょう。

総務省統計局の調査、「平成24年(2012年)就業構造基本調査」によると、2011年10月から1年間のうち、親の介護や看護を理由に職を離れた人は10万人にもおよぶといいます。親の介護に専念しなければならない状況に追い込まれ、仕事を辞める子どもが増えているのが現状です。

決して他人事ではない介護破産リスク

介護で仕事を離れる年間10万人という数字は、決して無視できない数字。長寿によって、当初予想していたライフプランから外れるケースもあり、介護破産のリスクは高まっています。

さらに心配なのが、親の認知症です。認知症になると、常に介護者が必要な状況になり、場合によっては民間の老人ホームの手も借りなければならないケースもあります。認知症破産という言葉がありますが、認知症になるとこれまでの介護の負担がさらに重くなり、多額の出費が予想されるでしょう。

お金が尽きて厳しい状況に立たされる家族も

退職して介護に専念することになると、これまで通りに給料が入ってこなくなります。しかし、仕事と介護が両立できない状況です。そうなるとお金を何とか捻出しようと、借金を背負う人も出てきます。実際に、介護によってお金がつき、悲惨な状況に陥る家族も少なくありません。


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親の介護で破産しないための対策とは?

尽くせる手を尽くしたうえで、介護破産に追い込まれてしまうケースもありますが、中には制度や支援について知らないばかりに悲惨な結果を迎えてしまう家族もいます。親の介護で破産しないためには、介護の支援について知り、事前に対策しておくことが重要。親の介護が必要になる前に3つの対策を確認してみましょう。

介護支援の制度を利用する

介護を支援してくれる制度はいくつもあります。知らないばかりに無理をしてしまっては損ですよね。介護支援の制度と内容を正しく理解しておきましょう。

まず仕事をしながら介護に携わる場合、知っておきたいのが介護休業給付。介護によって会社を休み給料が十分に発生しないとき、給料のうち一部を介護休業給付によって負担する制度です。介護休業給付を利用すれば著しく収入が落ちないので、働きながら介護をすることも可能です。要件を満たせば、給与の67%は支給してもらえます。

さらに知っておきたいのが、高額医療や高額介護合算療養費制度。介護者の所得によって限度額は変わってきますが、ある一定額を超えた医療費や介護費に関して国が負担してくれるという制度です。これにより、高額な介護や医療費にかかるお金を抑えることができます。長引く介護の負担軽減になるでしょう。

介護にかかる費用を把握しておく

介護破産を防ぐには、介護にかかる費用を正しく把握しておくことも大切です。介護における認識が甘いばかりに、こんなはずではなかったと介護破綻を経験する人もいます。

介護にかかる費用がわかれば、どれだけ介護の負担が大きいか一目瞭然。介護サービスをどこまで利用してよいのかの目安にもなります。

専門家に相談する

親の介護が難しくなっている今、自治体や地域包括支援センターなどの専門家を頼ることも重要です。相談することによって、介護保険などさまざまな制度の利用を提案してもらえる可能性もありますし、老人ホームなどの利用を提案してもらえる可能性もあります。可能であれば、何かあったときのために、合わせて近所とのコミュニケーションをとっておくこともおすすめします。


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ハウス・リースバックで親の介護で破産するのを防げる?

親の介護で破産しないためにも対策が重要と紹介しましたが、破産を回避するなら、ぜひリースバックの活用考えてみましょう。リースバックは、売却後リース契約を結ぶことを条件に、売却後も自宅に住み続けられるリース契約です。

メリット1.介護費用を捻出できる

リースバックは、自宅の売却形態の1つです。売却後は、売却代金としてお金が入ってくるため、介護費用の足しにできます。借金をする前に、自宅を現金化するリースバックを模索した方がメリットがあるでしょう。

メリット2.自宅での介護が可能

リースバックは、売却後、リース契約で自宅に住み続ける方法です。売却した後も引き続き自宅に住むことになるため、自宅での介護もできます。

自宅で介護したくても、介護できる環境にない場合は、介護用に自宅をリフォームしてリースバックする「リフォームリースバック」のサービスも検討ください。手持ち金が無くてもリフォームができるので、介護のための改装に便利です。

メリット3.まとまった資金が用意できる

リースバックでは、売却代金がまとめて入ってくるため、まとまった資金を用意することも可能です。親の入院や退院など、どうしてもまとまったお金が必要になったとき、リースバックでの売却金が助けになってくれる可能性があります。

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まとめ

親の介護破産は、誰にでも起こりえることです。自分だけ大丈夫と根拠なく安心するのではなく、来たる親の介護のために早いうちから対策を考えておきましょう。対策としては、介護費用をしっかり把握しておくこと、支援制度を活用することなどがあります。すぐにでも介護資金が必要な場合は、ハウス・リースバックも検討してみてください。ハウスドゥでは、それぞれのニーズに合ったハウス・リースバックのサービスを展開しています。

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ハウス・リースバック編集部

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