年金だけの生活では苦しい?老後資金を確保するには

2018.10.29 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

老後の収入が年金1本だけになる人も少なくありません。そこで気になるのが、年金だけで生活できるのかということ。年金だけの生活が苦しいのは本当なのでしょうか。実際に年金だけの生活が厳しい場合は、老後資金を確保しておくことが大切。老後破綻と年金、年金以外で老後資金を確保するための方法を紹介します。

年金だけの生活は本当に苦しいのか?

年金だけの生活は苦しいと耳にすることもあるかもしれません。本当に年金だけの生活は厳しいものなのでしょうか。

年金はいくらもらえる?

厚生労働省の調べでは、平成28年度の厚生年金支給の平均は約148,000円、国民年金の支給平均は約55,000円であることがわかっています。自営業者なら55,000円、会社員なら200,000円前後がもらえる年金の目安ということです。

ただしあくまで、平成28年度の調査結果から導き出された年金支給の平均という点に注意しなければなりません。今後数年間で大きく変動することはないとしても、将来的にこのくらいの額が年金として保障されるかはわかりません。

年金だけの生活は厳しい?

仮に老後の収入が年金のみの場合、老後の生活はどうなるのでしょうか。まず、夫婦とも自営業の場合、あるいはどちらかが自営業で片方が専従者の場合は、かなり状況的に厳しいといえます。これまでの年金支払いによっては、夫婦合わせても月10万円に満たない可能性があるためです。月10万円の年金収入だけだと、かなり苦しいのではないでしょうか。

それでは会社員の場合はどうでしょう。会社員の年金支給の平均はだいたい20万円前後と紹介しましたが、月20万円あれば何とかなりそうな気もします。しかし、月20万円というのはあくまでも年金の平均。厚生年金は現役時代の平均収入が大きく絡んでいるので、月15万円以下の年金で生活する人も少なくありません。

同じく厚生労働省の調べでは、年金受給者の多くが、月5万円ほどの貯金を切り崩して生活しているというので、年金だけでの生活は苦しいといえるでしょう。


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老後破綻に陥るケースもある

年金だけでの生活が苦しく、老後破綻に陥る場合もあります。老後破綻とはなにか、どんな原因で起こるものなのか詳しく見ていきましょう。

老後破綻とは?

老後破綻とは、生活保護水準以下で老後の生活を送ることをいいます。生活保護の支給額は世帯によって異なりますが、60歳以上の場合住宅扶助含めて月13万円程度が目安なので、だいたい10万円程度で生活するイメージです。

老後破綻に似たワードに、老後破産がありますが、老後破産は破産手続きを老後に行うことで、破産もせずにぎりぎりの生活を送り続ける老後破綻とは違います。破産まですれば実感も沸くものですが、老後破綻の実感なしに苦しい生活を送るシニアも少なくありません。

老後破綻に陥ってしまう理由

多くの人は、老後破綻に陥らないように年金以外に貯蓄をするなどして対策をしていると思いますが、それでも老後破綻に陥ってしまうことがあります。老後破綻に陥る理由として多いのが、老後に想定外のことが発生するというもの。

たとえば家族の病気があげられます。思わぬ病気は、医療費の負担がかさみ、生活を圧迫させることも少なくありません。ほかにも、交通事故による損害賠償の支払い、子どもの無職などが原因で老後破綻に陥るケースがあります。これら老後破綻に陥る理由の多くが、現役時代には想定していなかったことのはずです。

年金だけでは追いつかない老後破綻

老後破綻は、年金の収入が少ないために起こるものだと考えられている部分もありますが、年金が生活保護の水準以上あっても老後破綻になる可能性があります。交通事故や病気などの想定外のトラブルで、老後の年収だけで追いつかないことが原因です。

もともと年金支給額の少ない自営業に限らず、会社員も老後破綻の可能性があるということです。


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老後破綻を回避するには

予想もしていなかった出来事が原因で老後破綻になることがあります。老後破綻を回避するにはどういった方法が考えられるでしょうか。老後破綻回避のための3つの方法を見ていきましょう。

現役時代から資金形成しておく

老後破綻を回避するには、できる限り現役時代のうちに老後資金を作っておくことです。蓄えがあれば、多少は余裕をもって老後に生活を送れるようになります。

現役時代の資金形成としてあげられるのが、個人年金や貯蓄性のある保険、確定拠出年金などの方法です。老後資金として貯蓄する方法には、貯金をしていく方法もありますが、資金を引き出しやすい面もあり、思うように貯まらないデメリットもあります。

できるなら、毎月一定額が自動的に積み立てられ、簡単に引き出しができないような仕組みを活用した方が良いです。

生活保護を申請する

支給される年金では生活が苦しい場合、生活保護を申請する方法もあります。ただし、生活保護を大きく超えるような年金の支給では利用できません。支給される年金の額が、生活保護の水準よりも低い場合に利用が可能です。

支給される年金の額が生活保護を超える場合は、ほかに老後破綻を回避する方法を考えなくてはなりません。現金としてしっかりお金を用意できるのが理想です。

リースバックでお金を作る

老後に現金を作る方法としては、リースバックも考えられるでしょう。リースバックとは、リースを条件にものを売却すること。持ち家のリースバックは、大きな資金確保につながります。

お金がなくても同じ家に住み続けたいというニーズにも対応できるので、持ち家がある人にはおすすめの方法です。リースバックによって、苦しい年金だけの生活が楽になる可能性があります。

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まとめ

厚生労働省の調査では、年金だけの収入で足らずに、貯蓄を切り崩している人が多いといいます。年金だけの生活では苦しい可能性があると考えて、備えておいた方が良いでしょう。老後の備えとしては、個人年金保険や確定拠出年金などがあります。しかし、老後資金を蓄えていたつもりでも、病気など想定外のことで、年金生活が苦しくなる場合も。老後にまとまったお金が必要になった場合、年金生活のつなぎとしてお金が必要な場合は、ハウスドゥのハウス・リースバックもご検討ください。

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