老後の生活費はどれくらい必要?不足したらどうする?

2018.10.30 更新
ハウス・リースバック

この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

老後の生活費はどのくらいかかるのだろう?老後が近づくにつれて、不安に駆られる人は少なくないと思います。老後、どのくらいの生活費があればよいのでしょうか。家計調査で見る老後の生活費の平均と不足した場合の対策について考えてみましょう。

家計調査に見る老後に必要な生活費は?

老後に生活費はどのくらい必要か、老後の生活のためにどのくらい貯金しておけばよいか、不安に思う人もいることでしょう。老後の生活費としてどのくらいが目安となるのか、総務省統計局による平成29年度の家計調査からひも解いてみましょう。

引用元URL:https://www.stat.go.jp/data/kakei/2017np/index.html

2人以上の世帯の場合

統計局によると、世帯主65歳以上の2人以上の世帯では月当たり約28万円の生活費がかかると調査結果が出ています。年に換算すると、夫婦2人暮らしで約330万円の生活費がかかるということです。日本の労働者の平均年収が400万円程度になるので、現役時代からして70万円ほどの減少にしかなっていません。

単身世帯の場合

続いて単身世帯の場合はどうでしょう。60歳以上の単身世帯の場合、調査によると月当たり14.8万円、だいたい15万円の生活費がかかることがわかっています。年間にすると約180万円。夫婦2人の場合と比べると当然ながら生活費は減りますが、固定費がかさむことから、2人以上の世帯の半額にまでは落ち込みません。

老後の出費の特徴と必要な生活費

家計調査で老後の生活費がある程度見えてきたと思います。住宅ローンの支払いもだいたいは終わったと予想される老後に、なぜ思った以上の生活費がかかるのでしょうか。理由は、生活にかかるお金の変化と内訳にあります。

若い時と比べ、老後は住居費や交通費の負担は減りますが、交際費や医療費の負担が増加していくことが老後の生活費が思ったよりもかかる原因です。老後の生活の実態は思ったよりも厳しいのです。

しかも、家計調査に見る老後の生活費は平均的な生活を送った場合の話。ゆとりある生活をしたいと考えるなら、老後の生活費はもっと必要です。


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老後の生活費の不足分はどうやってカバーする?

老後の生活費は思った以上にかかる可能性があると紹介しましたが、老後問題なく生活を送るには、どうやって不足分をカバーするかが課題になります。

方法としては、年金の範囲内で生活して、生活を切り詰める方法があるでしょう。しかし、いくら頑張っても、食費や医療費など削ることが難しい部分もあるはずです。電気代や水道料などの固定費にもカットできる限界があります。しかも、生活を切り詰めることで得られる効果はそこまで大きくありません。

老後に無理をすること、無理をしても思うような効果が期待できないことを考えると、老後に生活費を切り詰める選択肢はまず除外した方が良いでしょう。別の方法で老後の生活費の不足分のカバーを模索するべきです。

まずは老後の生活費と収入の計算を

老後の生活費の不足をカバーするには、実際にいくらお金が足りないのか計算することが重要です。老後の生活費と収入をある程度把握することによって、老後のライフプランを立てやすくなります。

予想される年間の生活費から、退職金や年金を差し引いて、年間どのくらい不足しているのかまずは計算してみましょう。その時、平均寿命まで生きた時、または平均寿命よりプラス10歳生きた時など様々な場合を考えることが重要です。

貯金や保険でカバーする

老後の生活費の不足分がわかったら、不足分をカバーするための対策を実行していきます。老後までまだ時間がある場合は、貯金や保険でカバーするのも方法のひとつです。月5万円の貯金でも20年経てば1,200万円になります。1,200万円を1年で用意するのは難しいですが、計画的に積み立てていければ、老後の生活費分をうまくカバーすることが可能です。

退職後にアルバイトをする

老後までに生活費の不足分がなかなか用意できなかった場合は、退職後にアルバイトをする方法もあります。退職後のアルバイトは、その人の体力次第な部分もありますが、貯金の取り崩しを遅らせる効果が期待できます。

老後の生活費に不安を抱えたらリースバックで解消

老後の生活費の不足分を補う方法はいくつかありますが、老後に何が起こるかは誰にもわかりません。いろいろと対策をしても生活が不安に感じる人もいるでしょう。老後の生活に不安を覚えたら、手元にまとまったお金があることで安心できるリースバックという選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

メリット1.老後の生活費の足しになる

ハウスドゥのハウス・リースバックは、売却後リース契約を結ぶことを条件に、ハウスドゥが契約者の自宅を買い取ります。買い取りによって、契約者は一括で現金を得ることができるため、老後の生活費の不足分に充てることが可能です。

リースバック契約によって得た売却代金に使用用途は限定されないので、売却したお金をもとに住宅ローンの精算もできます。老後の住宅ローンは早めに解消しておくと安心ですよね。

メリット2.リース契約で家に住み続けられる

リースバックは、一度自宅を売却することにはなりますが、リース契約を同時に結ぶため、売却後もリース料を支払って家に住み続けることができます。通常の売却のように、売ってしまったら住む家を新たに見つけなくてはならない状況に陥らないので安心です。

メリット3.リバースモーゲージのようなリスクがない

リバースモーゲージは、不動産を担保に金融機関などからお金を借り入れること。借金になるため、長生きや金利上昇によるリスクが付きまといますし、長い契約の間に評価額の下落するリスクもあります。リースバックは、リバースモーゲージとは違い借金ではないので、リバースモーゲージに代表されるようなリスクはありません。

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まとめ

老後の生活費の平均は、夫婦2人で年間約330万円、単身世帯で年間180万円が目安です。現役時代と比べて多少は落ち着くものの、それなりに生活費はかかります。年金や退職金だけではまかないきれない部分もあるので、不足分をどうするか早めに対策しておくことが大切です。貯金や保険の積立など、対策をしても老後の生活がどうしても不安だという場合は、手元に現金が用意できるハウスドゥのハウス・リースバックの活用もぜひ考えてみてください。

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