株主の皆様には、平素より格別のご支援をいただき、厚く御礼申し上げます。
2024年6月期におけるわが国経済は、経済活動の正常化が進む中、企業収益は改善に進んだ一方で、物価高による節約志向の高まりが見られましたが、個人消費は底堅く推移いたしました。先行き景気は、引き続き緩やかな成長が見込まれていますが、物価の上昇や国内外の金利動向、海外景気など、下振れリスクには十分留意が必要です。
原材料価格や人件費の上昇等により不動産価格も上昇傾向にあり、日銀のマイナス金利政策が解除されたものの、引き続き緩和的な金融政策継続により住宅ローン金利は低水準で推移したことにより、住宅需要は堅調を維持し、当社グループの2024年6月期の業績は、過去最高を更新いたしました。これもひとえに、皆様のご支援ご高配の賜物と深く感謝申し上げます。
今後とも、持続的な成長とさらなる企業価値向上に向けて社員一丸となって邁進する所存でございますので、引き続きご支援、ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
代表取締役会長 CEO