【書き起こし】2018年6月期第1四半期決算説明

  • 【2018年6月期第1四半期 決算トピックス①】
    ハウスドゥ!の代表安藤でございます。2018年6月期第1四半期決算説明を行います。どうぞよろしくお願いいたします。
    それではトピックスですが、過去最高益を出しております。
    売上高46億5,986万円、前年同期比15.5%増、営業利益4億3,616万円、(同)80.9%増、経常利益3億9,869万円、(同)90.6%増でございます。

  • 【2018年6月期第1四半期 決算トピックス②】
    売買事業に関しては、安全重視型から通常型へ戻し順調に推移、この内容は後で詳しくお伝えいたします。
    不動産金融事業ですが、リバースモーゲージの保証事業をスタートしております。
    配当性向ですが、今期においては25%以上をお伝えしております。株主優待も実施していくつもりでございます。

  • 【2018年6月期第1四半期 連結損益計算書概要】
    連結損益計算書概要ですが、特に見ていただきたいのは棒グラフです。前年同期において、売上対比経常利益率は5.2%ですが、今回は8.6%に増えております。売上高から経常利益率が上がっているということでは、ストック事業にしっかり注力するという宣言どおり推移しております。

  • 【2018年6月期第1四半期 今季目標に対する進捗率】
    今期目標に対する進捗率ですが、売上高に関しては27.2%、経常利益においては28.5%となっております。

  • 【2018年6月期第1四半期 セグメント売上高(事業別)】
    セグメント別売上高は、フランチャイズ事業は22.4%増、ハウス・リースバックに関しては、33.5%減になっておりますが、前期のハウス・リースバックのセグメントが、収益事業と一体となっておりましたので、一棟収益物件の売却3億7百万円が入っております。それを引くと純粋なハウス・リースバックの売上の成長というのが出てくると思います。そのように見ていただけるとありがたいです。
    不動産売買事業42.5%増、不動産金融事業においては238.1%増、不動産流通事業11.2%増、リフォーム事業に関しては、11.5%減となっておりますが、前期の新築請負の売上1億11百万円が入っておりますので、これを引いていただくと純粋なリフォーム事業の売上増ということがご理解いただけると思います。

  • 【2018年6月期第1四半期 セグメント利益(事業別)】
    セグメント別の利益は、フランチャイズ事業32.3%増、ハウス・リースバック事業に関しては、68.4%減になっておりますが、こちらも先程ご説明したように一棟収益物件の90百万円が前期は入っておりますので、これを引くと、純粋に伸びています。
    不動産売買事業238.4%増、不動産金融事業195.9%増、不動産流通事業28.8%増、リフォーム事業3%増、これも先程の新築の請負が31百万入っておりますので、これを引いていただくと非常に順調な数字が出ています。そして、土地とセットの新築という建売事業は継続していますが、純粋な建築の請負は前期で終了しております。

  • 【2018年6月期第1四半期 セグメント売上高・利益構成比】
    セグメント別売上高・利益構成比は、ストック事業と呼んでいる事業は全体の25.1%を占めています。営業利益に関しては51.3%、約半分の利益をストック事業部が稼ぎだしているというように見ていただければと思います。

  • 【フランチャイズ事業】
    フランチャイズ事業は、売上高22.4%増、進捗率24%

  • 【フランチャイズ事業】
    営業利益は32.3%増、進捗率24.6%。

  • 【フランチャイズ事業】
    店舗数は、9月30日現在483店舗になります。目標は2020年に700店舗、2025年に1,000店舗です。今期の6月には573店舗を目指しております。

  • 【ハウス・リースバック事業】
    ハウス・リースバック事業ですが、特に見ていただきたいのは進捗率です。売上は21.9%になっております。営業利益は10.6%。これに関しては、ストックとして積み上がるということでは後半戦にどんどん伸びていきます。四半期において、営業利益の進捗率10.6%というのは低いと思われるかもしれませんが、今から積み上がっていくということになります。販管費を超えていますので、伸びた分すべて利益になるというような事業部ですので、しっかりと利益は出てくると思います。

  • 【ハウス・リースバック事業】
    売上高は33.5%減。詳しい内容ですが、先程申しましたように収益不動産の売却1棟(307百万円)、それとハウス・リースバックというのは、たまに大きい案件も入ってきます、その高額物件が前期は1棟入っており、これが1億77百万。これを足すと4億84百万となり、どう解釈するかですが、計画では特別要因の高額物件を除いて平均単価で計画をしますので、純粋にみていただくと107.3%増になります。
    大きい物件が時折入ってくると上ぶれ要因になるということで見ていただければと思います。

  • 【ハウス・リースバック事業】
    (ハウス・リースバック事業セグメントの)営業利益も68.4%減になりますが、純粋なハウス・リースバック事業単体で見ると101.4%増になり、しっかり成長しているというように見られます。

  • 【ハウス・リースバック事業(単独)】
    この数字も、今のご説明のように見ていただくとありがたいと思います。

  • 【保有総額・保有件数】
    保有総額と件数です。しっかりと毎月積み上がっていっております。金額でいいますと79億27百万円、第一クォーターを終わって累計保有件数が、564件となります。
    この件数がだんだんと積み上がっていくと、売却も比例して出てきます。だいたいの目安は、100件に1件が毎月売却になります。564件、純粋に考えると、5~6件が毎月売りに出てくるということになりますが、少し時間のタイムラグがありますので、現在4件~5件が売却になっています。             
    これが数字として現れるのは、第二クォーター、第三クォーターにのってくるということでは、先ほど進捗で申しましたように、第一クォーターは約10%ぐらいですが、この辺りが入ってくると、後半にしっかりと収益として上がってきます。このストックとして確実に積み上がることにおいて、平均がしっかりと上がってくる非常に魅力的な事業部だと思っております。

  • 【不動産金融事業】
    次は、不動産金融事業です。これもしっかりと推移しております。昨年から開始しておりますが、この事業部は進捗は19.9%、営業利益は18.4%、融資実行件数は16.4%。進捗は後半戦に伸びるストックになります。ハウス・リースバック事業と絡めて、しっかりやっていきたいと思っております。

  • 【不動産金融事業】
    売上は、前年同期比238.1%増、進捗率19.9%。

  • 【不動産金融事業】
    営業利益は195.9%増、進捗率は18.4%。

  • 【不動産担保ローン累積件数・融資額推移】
    不動産担保ローンの累計件数と融資額の推移です。件数は158件、そして融資額は37億88百万円になっております。

  • 【大阪信用金庫様との提携】
    今回、発表を既にしておりますが、大阪信用金庫様とリバースモーゲージの保証事業スタートということで、非常に我々にとっても念願の事業をスタートできました。
    このリバースモーゲージというのは、アメリカでは普通に普及していますが、日本ではまだまだ普及していないということでは、我々が非常に大きな事業をスタートできたと思っております。かなり期待できると思いますので、頑張ってまいります。

  • 【不動産売買事業】
    不動産売買事業は、非常に順調にいっております。(売上高の)進捗率32.3%、営業利益(の進捗率は)52.7%、取引件数(の進捗率は)は27.5%になっております。

  • 【不動産売買事業】
    売上高42.5%増、進捗率32.3%

  • 【不動産売買事業】
    営業利益238.4%増、進捗率52.7%になります。

  • 【不動産売買事業】
    冒頭に言いました安全重視型から通常型へ戻し、順調に推移という内容ですが、前年は少し雲行きがあやしいということで、少しブレーキをかけたと発表しておりまして、これが昨年の夏前です。そして秋口を見て、これはリーマンショックのようにはならないだろうと。しかし、都内は、不動産の調整が入ったということでは、少しブレーキをかけたことは正解だったと思っています。
    ただし、営業所の地方や周辺地域は順調に売れていることから、もう一度アクセルを踏ましていただいた、通常に戻したということでは非常に安定的に売上が上がったということです。そして、これは通常型に戻したということなので、今後、売買事業をどんどん伸ばしていくということは考えておりません。前年に申しましたように、やれる範囲でしっかりやろうと、そして、営業所の人財も育っておりますので、不動産流通事業からバイヤーに持っていっている、可能な範囲で実現した数字ということでは、非常に安定しております。
    先行きは、まだ安定しているという判断で今期においても、この調子で進めて行きたいと思っております。在庫は、50億円程をどんどん回していく、これを60、70、80億とあげていくということは考えておりません。多少ぶれることはあるとしても、これを回しながら、安定収益を出していこうという戦略で考えております。

  • 【株主配当について】
    配当の今期予想は27円、配当総額2億2千9百万円、一株当たりの利益108.29円、配当性向25%以上というを宣言しておりますので、25.01%なのか、26、27%になるかは、頑張って業績を上げて出来る限り還元していきたいという方針を思っております。

  • 【株主優待】
    株主優待も、今期においても前期同様実施いたしますので、よろしくお願いいたします。

  • 【中期経営計画(2016年8月発表:~2019年6月期)】
    中期経営計画は、今期経常利益14億円、来期は17億円と発表しております。今期においては、第1クォーターは、かなりの手ごたえを感じておりますので、しっかりと目標達成はもちろん、それ以上に出来ればと思っております。

  • 【10年ビジョン】
    今後のハウスドゥ!の展開ですが、10年ビジョンということを改めてお伝えしておきます。我々は、この4つの強みで展開していきます。
    まず1つは、信用です。TVCMや店舗も増えてきていることで、お客様から信用度が上ってきておりますので、これが1つの大きな強みになってきております。2つ目は、やはり全国対応ということでは、ハウスドゥ!は店舗網が広がっていく中で、これが非常に年々強みになっていくと考えております。そして、全国の隅々の地域の査定です。やはり、地域密着型で店舗に張り付いておりますので、すぐ査定ができるということです。そして、4番目、すぐ販売ができること。地域に非常に濃厚な販売をしていけるというところが、非常に強みになっております。この4つの強みで大阪信用金庫様とも提携できたと思っております。
    そして今後は、賃貸ビジネス構想も検討しております。賃貸専門ブランドと対抗するというような考えではなく、売買のお客様をターゲットに、補助的なサービスです。今後、空き家が広がっていく、増えているという部分においての色々なサービスを検討しております。具体的には、言葉では申し上げにくいですけども、色々考えております。
    高齢者ビジネス構想は、少子高齢化を見据えて一次取得者から、高齢者に焦点を徐々に移し替えていこうと考えております。具体的には、内容の方はお伝えできませんが、色々構想がありますので、順次固まれば発表していきたいと思います。
    そして、3番目は不動産信託構想。これも非常に面白いアイデアがありまして、今後、色々な展開で信託という部分を活用しながら新たな不動産の流通、あるいは運用というものを生み出していこうと考えております。大手の信託事業というようなものよりも、本当にお客様の困っていることを解決する、望んでいることを事業化にしていきたいということで、ハウスドゥ!は、新たな不動産業界を創っていくという信念のもと、理念のもと展開していくつもりでおります。


  • ハウスドゥ!は、しっかりと数字もあげていきながら、一日でも早く1,000店舗を達成し、アジア50,000店舗のビジョンに向けて邁進していきたいと思います。少し海外の方からオファーも来ておりますが、慎重かつしっかりと検討して一日でも早く海外展開できるように頑張ってまいります。
    どうぞ、よろしくお願いいたします。